6月24日から東京都議会議員選挙が始まります
|
今回の都議選は主な争点が見当たらず、前回の小泉旋風が吹き荒れた都議選のような盛り上がりはありません。その理由のひとつに、都議会議員はどのような仕事をするものなのか、その役割がイメージしにくいことがあると思います。
|
都議会議員の役割とは?
|
都議会議員の主な仕事の範囲は、生活に密着するもので言うと警察行政や児童相談所、または練馬区の個別課題で言えば外郭環状道路や大江戸線の延伸などが上げられます。しかし、実際の都議会議員や候補予定者は、練馬区選出と言うことで「練馬を良くする」と語る場合が多くあります。
本来、練馬区のことは練馬区議会議員の役割、そして東京都を良くすることで練馬も良くするのが都議会議員の職務なのですが、そのことを理解している都議会議員もしくは候補予定者は少ないようです。
ですが、誰がなっても同じということにはなりません。政治を変えるためには従来の政治手法に染まった人ではなく、「今の政治のあり方に疑問を持ち、しがらみがなく、そして抜本的に政治のあり方を変えていける人物」が選ばれなくてはなりません。
たとえば、私はこれまで児童虐待の問題に積極的に取り組んできましたが、児童相談所の機能は東京都の管轄であるため大きな壁にぶつかることが多々あります。そこで新しい都議会議員候補予定者には児童相談所改革などに積極的に取り組む人物が望ましいと考え、「野上ゆきえ」さんを政策を共有することを条件に応援することとしました。
|
問題は投票率!
|
そんな中、心配されているのが投票率です。選挙のたびに多くの啓発運動が行われていますが、投票率の低下は深刻な状態で、都議選の投票率は平成5年が51.43%、平成9年が40.80%、平成13年が50.08%と低迷が続いています。もともと関心の低い選挙であり、今回の投票率も40%前後になるのではと予想されています。
さて、そこでポイントになるのはやはり若者の投票率です。直近の選挙である参議院議員選挙の区内での投票率は57.48%でした。
|
|
年代別
|
当日有権者数
|
投票率 (%)
|
|
男
|
女
|
計
|
男
|
女
|
計
|
|
20歳
|
3,791
|
3,453
|
7,244
|
46.16
|
46.05
|
46.11
|
|
21〜24歳
|
18,399
|
17,256
|
35,655
|
34.57
|
33.51
|
34.06
|
|
25〜29歳
|
28,761
|
26,922
|
55,683
|
34.80
|
37.14
|
35.93
|
|
20代計
|
50,951
|
47,631
|
98,582
|
35.56
|
36.47
|
36.00
|
|
30〜34歳
|
32,426
|
30,726
|
63,152
|
42.53
|
46.48
|
44.45
|
|
35〜39歳
|
30,520
|
27,711
|
58,231
|
49.98
|
53.21
|
51.52
|
|
30代計
|
62,946
|
58,437
|
121,383
|
46.14
|
49.67
|
47.84
|
|
40〜44歳
|
24,913
|
22,917
|
47,830
|
56.64
|
59.07
|
57.81
|
|
45〜49歳
|
20,869
|
19,399
|
40,286
|
62.19
|
65.38
|
63.73
|
|
40代計
|
45,782
|
42,316
|
88,098
|
59.17
|
61.96
|
60.51
|
|
50〜54歳
|
21,488
|
20,551
|
42,039
|
65.51
|
68.31
|
66.88
|
|
55〜59歳
|
21,805
|
21,968
|
43,773
|
68.52
|
70.05
|
69.28
|
|
50代計
|
43,293
|
42,519
|
85,812
|
67.02
|
69.21
|
68.11
|
|
60〜64歳
|
19,378
|
21,962
|
41,340
|
72.95
|
73.57
|
73.28
|
|
65〜69歳
|
17,003
|
19,903
|
36,906
|
77.96
|
74.53
|
76.11
|
|
60代計
|
36,381
|
41,865
|
78,246
|
75.29
|
74.02
|
74.61
|
|
70歳以上
|
32,641
|
45,560
|
78,201
|
74.91
|
61.80
|
67.28
|
|
合計
|
271,994
|
278,328
|
550,322
|
57.03
|
57.91
|
57.48
|
|
世代別に見ると、20〜30代は有権者数が多い一方で投票率は低くなっています。このことから、若者の投票行動が選挙結果に大きな影響を与える可能性を持っていることがわかります。
また、この世代別投票率は政治そのものの姿を表しているともいえます。投票率の高い世代に対して手厚い政策を取るという利益誘導型政治の結果、子育て支援など若者世代への政策に使われる税金は、社会保障費全体のたった4%弱しかありません。つまり、投票率の高い世代の要望に、政治が忠実に応えているわけです。
若い世代が投票に行かなければ、それは「今の政治で良い」と白紙委任を行っているのと同じです。それでは、いつまでたっても利益誘導型政治は変わりません。そしてその弊害は10年、20年後に必ず訪れます。
|
投票日・投票時間
関連サイト
|