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NANI?NANI?
対談の模様

この人に会いたい <前編>

橋本大二郎 高知県知事
川竹大輔 高知県特別職知事秘書
   +
野崎孝男 練馬区議会議員

政治への無関心と市民参加

野崎
 先日の高知県知事選は投票率が65.4%でした。政治離れと言われますが、知事選挙を通して政治への関心というのはどうでしたか?

橋本
 まだまだ低いと思いますね。その都度の対立候補の組み合わせとか、話題性とか、背景にあるもので投票行動が変わるのであって、政治や行政に対する意識が高まってきたから投票に行くとは言えないですね。逆にどんどん減ってきているのではと思います。

橋本大二郎さん
橋本大二郎さん

野崎
 なぜ減っていくのでしょう?

橋本
 政治と行政、双方の努力が足りないからではないでしょうか。足りないどころか、組織型の選挙をする人は、投票率が30%を切ろうが20%を切ろうが選挙が無効にはなりませんから、多くの人に関心を持ってもらうよりも、黙っていても投票してくれる人だけを相手にしているほうが安全だと、逆にアピールしなくなっている。
 一方、住民側もそれにおかしさを感じない。タックスペイヤーとしての存在意義が問われているというか、税金を納めているのだから、もっと文句を言ってもいいような状況なのに、そういう声につながらない。そういう意味では、住民の側でも誰かがリーダーシップを取って声を上げる、そんな時代背景がないというかね、そういうパワー不足という面もあると思いますね。

野崎
 今回の知事選では学生さんや地域の方に公約作りの過程に参加してもらうという活動をされましたが、狙いはどこにあるんですか?

川竹大輔さん
川竹大輔さん

川竹
 自分たちが言ったことが公約に盛り込まれるということを経験して、県政を身近に思っていただきたい。かつそれから4年間の県政を進めていくうえで、提案した人たち自身が責任感を持っていただいて、一緒にやっていけるという土壌になればという思いで取り組みました。

野崎
 なるほど。ところで一般の人が政治に関心を持って参加しようとすると、行政からの情報公開も必要ですよね。知事はインターネットで知事室を公開されていますが、なぜ、公開を始めたのですか?

橋本
 最初はインパクの時に少しはお客様が来るような仕掛けが必要だね、ということを思い、一方ではある人が、知事室にインターネットカメラを置けば究極の情報公開になるし、また、変な話をする人は来にくくなるから虫除けにもなるのではないかと、そういう話をされて、その通りだと思って始めたのがきっかけです。何もデメリットがなくて、メリットしかないのでずっと続けています。

川竹
 情報公開をすることが支持基盤を広げることにつながるという実感が、多くの首長や議員にはないのではないかなと。別に広げるためにやっているだけではないのですが、動機としてはありますね。

野崎孝男
野崎孝男

野崎
 情報公開をするメリットを首長や議員はもっと前向きに捉えていく必要がありますね。

(続きは区政リポート「NANI?NANI?」紙上にてご覧ください)

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