トップページ >> 練馬のプロジェクト >> 中村橋・豊玉地区の体育館建設計画

平成18年第二回定例会に、新体育館建設工事の入札結果が議案として提出されました。その入札結果を見ると、はこれまで練馬区で行われてきた大型工事ではありえない落札率の低さとなりました。

  • 新築工事 予定価格24億9183万9000円→落札価格18億6900万円。落札率75%
  • 新築電気設備工事 予定価格3億8053万2600円→落札価格2億8875万円。落札率75.88%
  • 機械設備工事 予定価格7億9279万2000円→落札価格6億9930万円。落札率88.21%

落札率が100%だったと仮定すると総落札価格との差額は8億811万3600円となります。いうなれば8億円以上も工事代金が安く済んだということです。これは、これまで入札改革に取り組んできた成果とも言えますが、引き続き限られた財源で区民に喜ばれる施設運営が実現できるよう、知恵を絞っていかなければなりません。

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中村・豊玉地区の新体育館建設計画については、懇談会メンバーの区民募集も始まり、建設に向け本格的な議論が始まりつつあります2004年5月に基本構想がまとめられ、11月15日には基本計画説明会が開催される予定です(2004年11月追記)。一方、区財政の悪化が叫ばれる中での箱物公共事業には批判の声も強くあります。
しかし、建設を中止すれば済むのかというと、そう簡単な話ではありません。建設予定地域の住民の方の間には、体育館の建設を強く望んできた方々もいるからです。

私は公約で中村・豊玉地区体育館建設の見直しを掲げましたが、重要なのは、他の体育館の運営状況のように年間約1億5000万円以上の赤字を出し続ける施設にしてはいけないということです。そのために考えられる方法は3つあると思います。

A案
建設を中止する
B案
計画通り建設し、赤字は税金で区民が広く薄く負担する
C案
利用料収入で経費をまかなえるよう、他の体育館と違う特色のある施設にする

私としてはAかCの案がよいと思いますが、すでに用地買収まで終わっている現実を考えると第3の案を目指すことがベストだと思います。では、実際にどのような特色を出すのか?

あくまでもひとつの提案ですが、練馬区の体育館でフットサルができるところはありません。23区でもあまりないのが現状です。フットサルの利用できる体育館が多い関西では、利用料が法外に安いわけではありませんが、とても多くの利用者がいます。このように、現在の体育館では行えないスポーツの利用を可能にすることで、利用者を増やし体育館の収入を上げることもできるのではないでしょうか。

また、なにも今ある敷地内にめいいっぱいの体育館を作らなくてもいいのです。予定地を撮影に行ったときには、近くにある保育園や幼稚園の子どもたちが土にまみれ、草の中で楽しそうに遊んでいました。子どもたちにとっては今の状態が運動場で、土や草という自然環境と親しむ場が少ない中、自然と触れ合う貴重な場になっていました。環境に配慮するという点からも、敷地の一部に今のままの本物の原っぱを残すことは一つの道だと思います。
さらに運営面でも、民間に運営を委託するPFIを利用する方法や、太陽光発電によって体育館の電力を賄うことにすることなど、工夫する方法は山ほどあります。

地域住民が何十年も使う施設です。未来を考えながら皆さん一緒にこの問題を考えていきましょう。


建築の概要

  • 住所     中村南1-2-6 (区立学田公園の西側)
  • 敷地面積  4.487.95u
  • 用地代    14億円 (買収済み)
  • 建設費    40億円弱 (同規模の大泉学園町体育館をベースにした予想)

建設予定地のようす

 クリックすると拡大します。
建設予定地-1
建設予定地-2
建設予定地-3
建設予定地-4
建設予定地-5
 

 

 ★参考:大泉学園町体育館

  クリックすると拡大します。
大泉学園町体育館-1
大泉学園町体育館-2
大泉学園町体育館-3
大泉学園町体育館-4
大泉学園町体育館-5
大泉学園町体育館-6

 


運営コスト

同規模の区内体育館の例として、平成9年8月に完成した大泉学園町体育館の場合、年間で1億6600万円以上(正規職員3人の人件費は除く)の運営コストに対し、年間収入は約2600万円にとどまっています。

区内には現在5つの地域体育館がありますが、いずれの施設も大幅な赤字経営となっています。

参考:地域体育館維持費などの内訳 (平成13年度)

 

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