トップページ >> 議会活動の記録 >> 平成16年第四回練馬区議会定例会

※この文書は録音テープをテキスト化したものです。正式な議事録ではありません。

※一般質問の模様をビデオ映像で公開しています。


2004年12月1日 一般質問(区長・練馬区保健所長の答弁)

志村豊志郎区長

 はじめに、 法務体制の整備に関するご質問についてお答えします。
 私は、かつて区の条例・規則を立案する法務の仕事に携わってまいりましたが、当時と現在とでは自治体をとりまく状況は隔世の感があります。
 六十八万人という人口を擁し、区民福祉の向上のために多くの事務事業を行っている練馬区としては、ご提案にあるとおり法務体制の整備・充実を図ることが必要であると感じているところであります。
 しかしながら、これまでの自治体法務は、主に事業部門の案を審査するという、審査法務領域に偏ってきた感があり、ともすると国の法令や通知・通達に抵触しないかどうかということを優先してきた傾向にあったと、一般にいわれております。
 一口に法務体制といっても、 自治体の行う法務には、基礎法務領域・審査法務領域・政策法務領域・訴訟法務領域といった幅広い領域があり、自治体においては、これらの法務領域のいずれもが重要なものであり、これらを総合的に、かつ、バランスよく運営していくことが肝要と考えております。
 また、 地方分権の大きな流れの中においては、 これまでの自治体法務のあり方だけでは対応しきれないことがあることも承知しているところであります。区民の福祉増進を具体的に進めるためには、 まさに政策法務領域の充実が必要であると考えております。先に策定した「事業部制実施方針」において、スタッフ部門の役割の一つとして「政策法務」を掲げておりますが、これはトップマネジメントを補佐するとともに、事業部門の経営機能を支援する役割として位置付けたものであります。
 現段階におきましては、ご提案にある「政策法務課」も含め検討してまいりたいと存じますが、職員の法的分野に関する研修にも力を入れるなど、何らかの方法で法務体制の整備・充実を図ってまいりたいと考えております。
 つぎに、条例による政策実現に関連するご提案・質問にお答えします。
 ご提案の内容は、自治体にとって基本的な問題であると同時に大変重要な課題であると 受けとめております。「自治体全体の条例整備方針」につきましては、地方分権一括法によ る機関委任事務の廃止を視野に入れて、平成十一年九月に横須賀市が策定したと聞き及んでおります。
 いずれにいたしましても、法務体制の整備・充実とあわせて、検討してまいります。

 次に、自治基本条例についてであります。
 初めに、検討状況についてでありますが、現在、庁内に(仮称)自治基本条例研究会を設置し、論点の洗い出しなどを進めておりますので、今年度末には、一定の論点整理ができるものと考えております。
 次に、新行政改革プランでは、具体的にどのような内容の自治基本条例を、どのような手順で策定すると想定していたかについてであります。
 ご案内のとおり、自治基本条例は、それぞれの自治体が、行政運営についての基本的な方針を、条例として定めるものです。先行自治体の例は参考とはいたしますが、練馬区としての特色ある自治基本条例の制定を目指して、区民の参画をいただきながら、具体的な内容を検討してまいります。また、策定手順につきましては、今年度内に庁内での論点整理を終え、17年度に区民の参画を得て検討を進め、18年度に条例案を策定していくこととしております。
 次に、他の条例との体系化および整理につきましては、庁内での論点整理をもとに、条例案の策定までに、検討してまいります。
 最後に、区民意見の反映についてであります。現在、17年度の区民参画組織のあり方について検討をしておりますが、条例の性格を踏まえますと、区民の皆様のご意見を幅広くいただきながら、議論を進める必要があると思いますので、住民の参画が充分図られる仕組みを講じてまいりたいと考えております。

練馬区保健所長

 私から少子化対策における父親向けの対策について、お答えいたします。
 少子化対策の一環として、子どもを産み育てるための環境の整備は大切であります。
 なかでも、男性が出産・育児に対して理解を示し積極的に援助することは、最も重要な要素のひとつと考えております。
 練馬区保健所では、こうした考えに基づき各保健相談所において、「パパとママの準備教室」や「パパとママの子育て教室」など父親参加型の普及啓発事業を推進しているところであります。
 現在の「父子健康手帳」につきましても、父親になる方の出産、育児に対する理解を少しでも深めようと、配布しているものであります。
 練馬区オリジナルの「父子手帳」の作成とすべての父親になる方への配布につきましては、今後、検討してまいりたいと考えております。

 

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