|
※この文書は録音テープをテキスト化したものです。正式な議事録ではありません。
2003年10月3日 決算特別委員会 質疑三日目
保健福祉費について
宮原義彦副委員長
次に、わかば、どうぞ。
野崎孝男委員
私は211ページ、グリーンペーパーと227ページ、集合住宅提供費、いわゆるシルバーピアについてお伺いします。
まずグリーンペーパーについてです。グリーンペーパーの中ではひとり暮らし高齢者入浴券や敬老調髪券について見直しや自己負担を検討するとありますが、14年度の決算でもひとり暮らし高齢者入浴券で6,700万、敬老調髪券で3,800万、あわせて1億円弱が使われています。1億円あればホームヘルパ−20人以上雇える額だと思うのです。2025年には人口の4分の1が高齢者になると言われ
ているので、このままこの制度を続けると財政圧迫していくと思うのです。ですからグリーンペーパーの中でも言っていますが、これはいつまでに実際結論を出す予定なのでしょうか。よろしくお願いします。
保健福祉部管理課長
今ご指摘があった事業にとどまらず、私ども今の事業を全部見直した上で、新たな展開を図るという姿勢で今臨んでいるわけでございます。
そもそもこのグリーンペーパーは現状のままで、今後必要なサービスが立ち行かなくなってしまうのではないかという、現場の職員の強い危機意識をもとにつくってきているということがございます。そういうわけでのんびりやっているわけにはいかないと、区長が所信で申し上げましたように、見直すべきは見直し、早急に実施すべき施策は早急に実施するということで、今見直しに取り組んでございます。
来年度予算で実施可能なものにつきましては、見直しの部分、また新たに展開する部分、あわせまして一体的に検討し、お示しをしていきたいというように考えてございます。
野崎孝男委員
ありがとうございます。
グリーンペーパーは今後の区の福祉に関する姿勢をわかりやすく説明している結構すばらしいものだと思うのです。ですが発行部数が4,000部しかなかったというのがちょっと残念で、もっと多くの世帯の人に読んでもらいたいなとは思ったのですが、その辺についてはどう思われますでしょうか。
保健福祉部管理課長
発行部数でございますけれども、今回4,000部作成ということで、実際にはもう既に数百部残しましてすべて配布を終わり、100件以上のご意見をいただいているわけでございます。公表後だいたい2ヶ月ぐらいの間で100件を超えるご意見が集まりました。それもかなり具体的なものもたくさんいただいておりまして、今までの区のいわゆるご意見を徴収するという、いろいろなことをやっておりますけれども、そういう意味では非常に大きな反響をいただいたと思ってございます。
一応発行の目的は達したというふうに考えておりますけれども、今のご指摘につきましては今後の参考として受けとめさせていただきたいと,思います。
野崎孝男委員
次に227ページ、集合住宅提供費についてなのですが、シルバーピアの生活協力員に生活協力員謝礼として184人に対し1,105万円ほど支払われています。これは勤務日数は何日で、何時間ごとなのでしょうか。
保健福祉部管理課長
いわゆるシルバーピアの生活協力員につきましては、東京都の補助事業を導入しまして、高齢者の住宅にお住まいの方の日常の安否確認、また緊急時の対応などをお願いしているものでございます。そういうわけで区とは雇用の関係はございませんで、決められた勤務日数等を定めているわけではございません。
いわゆるその住宅の場所で生活しながら日常的に、包括的に安否確認等の業務を行っていただきまして、謝礼を差し上げているものでございます。
野崎孝男委員
では、これは仕事内容で、もちろん施設にいるということなので、施設管理という面で管理人的な仕事も含まれていると理解してよろしいのでしょうか。
保健福祉部管理課長
シルバーピア事業につきましては、生活協力員はあくまでも安否確認等の入居者の安全管理を主な役割ということでお願いをしてございます。したがって区からお願いしている役割の中には、いわゆるマンションの管理人さんというような仕事は含んでおりません。
ただ実態としましてしかしながら、高齢者だけの団地でございますので、生活協力員の方だけが若い世帯が入っているということになります。そういうことでいわゆる管理人さん的なお仕事の部分、また団地の自治会等の中でのそれなりの役割というものも果たしていただいているというふうには聞いてございます。
野崎孝男委員
集合住宅の借上料の中に生活協力員に提供されている部屋代が含まれていると思うのです。生活協力員の方が施設管理人的な仕事をしているのならいいですが、していないならばちょっとそれはどうかと思います。
警備会社の緊急通報システムみたいのが入っているらしいのですが、こちらがたしか16時間使っていると思うのです。ということはこれ1本にして24時間の警備でも問題はないととらえてもいいと思うのです。その辺についてどうお考えでしょうか。
保健福祉部管理課長
今ご指摘ありましたように、16時間何も部屋の中で移動等がないと、安否確認ということで安全装置が働いて知らせるという装置は確かにございます。ただこのシルバーピアの事業につきましては、機械だけではなくて、人が人の安否を確認して温かく見守るというところにそもそも制度の始まりがございました。そういうわけで事業の趣旨がそこにあったわけでございますけれども、一方では入居者の方からも先ほど申し上げましたように、もっと管理人的な仕事もしてもらいたいというようなご希望も出ているわけでございまして、私どもそれなりの問題意識を持ってございます。
先ほどのグリーンペーパーの中でもこの生活協力員の配置につきましては、見直しの事業の今後のあり方を検討する事業ということで入れてございます。最初に答弁申し上げましたように、東京都の補助事業を使ってございますので、区単独でなかなか見直すということは難しいところがございますけれども、今後の改善の方向につきましては、私どもとしても問題意識を持って取り組んでいきたいと思ってございます。
野崎孝男委員
超高齢化社会を迎えるに当たって、限られた財政の中でなかなか難しいこともあると思いますが、ぜひ選択と集中をはっきりさせて優先順位をつけ、区民のためになる福祉施策を進めていくことをよろしくお願いします。
これで以上です。
宮原義彦副委員長
以上でわかばの質疑を終了いたします。
|