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2006年10月30日

教育へのニーズが高まる背景には・・・

今日は数日前にご案内したNHKの発達障害の番組を見て「おっと」思うことがいくつかありました。

軽度発達障害についてはなかなか理解するのが難しい分野で世界的に見ると、日本は重度障害はそれなりに取り組んで来ましたが、発達障害は失われた10年といわれるほど取組みが遅れています。まだ遅れている分野には精神障害の分野などがありますが、こうした遅れの背景には社会保障費に占める児童家族関係(3兆906億円)が高齢者関係(60兆6537億円)の20分の1という社会保障の配分を見ても分かるところです。

さて、今日の番組でコメンテーターから「これまでは学校や先生は何をやっている!」という気持ちだったが「学校の先生がいかに大変か良く分かった・・・」というコメントがありましたが、確かに先生や学校に対するニーズは年々増え続ける一方で現場の増員はなく大変な環境にあるといえます。

社会的問題となっている高校の履修問題についても学校が生徒の進学を第一に考えていた結果ともいえるものですが、こういうことを認めるわけにはいきませんが、一方で保護者からの学力に対するニーズ、なかでも進学・受験に対するニーズは高まる一方であるといえます。

なぜ、そうしたニーズが増え続けるのかという背景を見なければ本当の解決策は見出せないといえますが、根本には大学全入時代となり受験戦争が終わったといわれていますが学齢社会はよりいっそう厳しさを増しており、事実、専門職大学院の隆盛を見ても分かるとおり、大学を出ても大学院を出ていなければという時代になりつつあります。

過剰な平等主義は、たとえば運動会の徒競走で順位をつけないなど平等を通り越した悪平等も多々見られますが、将来への不安が先行した結果の過剰な競争というのも社会から希望を奪ってしまう原因のひとつになりかねないものであるのだと感じています。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 子育て・教育

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