「今日のひとこと」トップページ
前の記事:各地の選挙結果を見て
次の記事:特別支援教育コーディネーターの重要性

2006年04月25日

軽度発達障害について

4月1日から学校教育法施行規則に通級による指導の対象にLD、ADHD、高機能自閉症が加わるなど、公教育が大きな転換期を迎えています。

いわゆる軽度の発達障害の子どもたちは,重度の障害を持つ子どもたちより親や周りの人たちもわかりにくい障害であり、また健常の子どもたちと一緒に生活していくことが当然という風潮が一人ひとりの症状の把握を遅らせてしまっていた点があります。

そして軽度発達障害への認識が広まるにつれ対象となる子どもたちは増えているようです。中でも,高機能の自閉症あるいは広汎性発達障害の子どもたちが増えているといいます。発症率そのものが増えているという見方や以前よりも健診などでよく気づかれるようになったからという意見もあるようです。

いずれにしても、この子どもたち抜きして、今後の発達障害について考えていくことはできないように思います。また、高機能の広汎性発達障害(PDD)の子どもたちが大変なのは、行動面の問題がでてくるからともいわれており、状況理解が悪いという障害の特徴から、新しいことがらが苦手だったり、場に合わせて行動できなかったりすることがあります。また非言語・言語的なコミュニケーションの弱さから相手の気持ちがわからなかったりすることで、対人関係の問題がでてくることがあります。

一方で、我が子が他の子と一緒にできないことを親のせいにされることも多いという話もよく聞きます。障害とわかれば、対応方法もあるのですが、軽度発達障害はわかりにくいだけに親や学校の先生に理解してもらうのはなかなか大変なことのようで、これから始まる特別支援教育をいかに成功させるかのひとつのキーワードに「正しい理解と認識」があるのは間違いないようです。

明日は、LD研究の第一人者である学芸大学の上野一彦教授にお話を伺ってくる予定ですので、引き続きこのテーマをお伝えできればと思います。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 子育て・教育

この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/677

 

ご意見欄

この記事へのご意見・ご感想を投稿できます




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)