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2006年01月23日

第9回練馬区自治基本条例懇談会が開催されました

昨年から開催されている自治基本条例区民懇談会も9回目となりました。
9回目の今日は区・区長・議会の役割・責務について活発な議論が行われたのですが、やはり議会に対してのところで厳しい意見が多かったような気がします。

なかでも、議会と住民との関係についてがポイントになっていたと思うのですが、議論に耳を傾けていると区民が議会に参加できるよう傍聴の仕組み・議会の開催日時を工夫するべき。陳情・請願は議会にお願いするという扱いで主権者として当たり前の権利の行使なのに、議会にお願いというのは違うのではないか。陳情など継続する際には期限を明確にする。議会を討論の場とするべき。自由討論で活発な議論の環境づくりが必要。セレモニーではいけない。等々様々な意見がでていました。

また、行政の役割が高度複雑化し住民のニーズも多用する中で議員はもっと幅広い勉強をするべきでありミクロの問題ではなくマクロの問題から専門的な見地に立ち活動するべきという意見には、理想と現実の難しさを強く感じたところです。

それは、議員の職務及び役割に関し明確なものがないからです。市民感覚を議員が常に持ち続けることに異論はありません。一方で市民の代表であるから市民の声を代弁することが役割でもあるのですが、このときに「市民の声の代弁」という解釈の問題がでてきます。ただ市民の声を伝えるだけならばそれは「拡声器」のような役割といえます。それはそれで「代弁」なのかもしれませんが、マクロ的な視点から高度専門的問題に関し市民の声を吸い上げ「翻訳」し議論していくというのも「代弁」であるといえます。

前者と後者どちらが正しいのかもしくは望まれているのかは選挙によって住民が決めることになるのですが、少なくとも前者の役割は議会と住民との協働の仕組みを作ることにより、フォローできる可能性がある一方で後者については議員でなければできない問題だと私は思うのです。

議会・議員の役割とは何か。それを自治基本条例で明確にしていこうという試みは大変意義のあることでもあるのですが、条例などで明記しなければ役割を果たせないと思われてしまうところが、今の政治不信の象徴でもあるのかと議論を聞いていて思ったところです。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 市民参画・協働

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