「今日のひとこと」トップページ
前の記事:委員会のあり方
次の記事:決算特別委員会 まとめ

2005年10月18日

21日の練馬区報にて

本日の特別委員会で新長期計画の素案が配布されました。これまでも今日のひとことで新長期計画については触れてきましたが、21日発行の区報に新長期計画の概要をまとめた特集号が発行されます。新長期計画の事業がコンパクトにまとまっていますので是非ご覧ください。

さて、月曜日に行われた文教委員会では「仮称ふるさと文化館」についての懇談会の提言が報告されたようです。新長期計画でも「仮称ふるさと文化館」は22年に整備と記載され着々と計画が進んでいるのですが、その概要が明らかになるにつれ、バブル時代を髣髴とされる時代錯誤な自治体の箱物であることが明らかになりつつあります。

また、議会でも計画が具体化してきたこともあり、プラネタリウムを設置するべき、宿泊もできるように、カブトムシの養殖なども考えてみてはなどなど、夢に拍車がかかったような議論が行われており、委員会でも私の所属する会派を除きすべての会派が建設を推進もしくは是認する姿勢であることに驚いたところです。

財政的な面でも区は建設にはおよそ12億円がかかりその4割は国の交付金がもらえるため、区の財政負担は実質6割であると説明しています。しかし、新長期計画を見ると建設コストは15億円以上が計上されており、委員会説明の12億円とは3億円も離れた説明が行われています。そして4割は国の交付金がもらえるといっても国の交付金も税金であり、結局は国民に負担が跳ね返ってくることとなります。また、建設が終了したあとの毎年度の施設運営のランニングコストは区の財源で行うことから将来への負担はより大きくなることは間違いありません。

ふるさと文化館だけでなく行政の施設整備のあり方を見ていると一年間でいくらの運営費がかかるという予想数値も計算せずに建設ありきで進んでいるように思えます。今、全国の自治体では将来の財政難を乗り越えるためにも創意工夫を凝らし箱物建設は凍結もしくは抑制している自治体がほとんどです。そんな中で建設に突き進む練馬区の区政運営には将来ビジョンの欠如を強く感じます。

仮称ふるさと文化館の建設に関しては例えすべての議員が建設推進になろうとも、私の会派では私だけでなく会派として目的が明確でない今回の建設計画には反対していくつもりです。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (2) : トラックバック (1) : 議員活動

この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/491

このリストは、次の記事を参照しています: 21日の練馬区報にて:

» 練馬発「仮称グリンピア」計画 from 保育園民営化問題についてぶつぶつ言ってみた
今日は野崎孝男(練馬区区議会議員)さんのブログで練馬区の驚きの実態を知ったので報告します。 なんと練馬区は「経費削減の必要性は一刻の猶予も無いから光八はなんと... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年10月19日 18:51

 

ご意見欄

ほんとうですか? つまり、与党はともかくとして、社民・市民も生活者ネットも、共産さえも是認なんですか、あんなもの…
すごいショックです。もう寝なきゃいけないのに…

投稿者 ひょみ : 2005年10月21日 01:59

ご意見ありがとうございます。今後建設計画が進むにつれて反対を表明する会派も出てくるかもしれませんが、現時点で決算・予算や常任委員会などで明確に建設に反対と意見しているのは私の会派と一部のひとり会派だけだと思います。詳細は文教委員会の会議録が完成いたしましたらご覧になってください。

投稿者 野崎たかお : 2005年10月21日 09:00

この記事へのご意見・ご感想を投稿できます




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)