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2005年08月08日
政治が大きく変わる?
今日、郵政民営化を巡る国会の混乱はピークに達し衆議院が解散されました。
郵政民営化を巡っては賛否両論あると思いますが、小泉首相のいう反対派は「公務員の特権を守ろうとしているだけ。なぜ郵便局だけは公務員がやらなければならないのか。正規職員20万人、準職員12万人の合計32万人の公務員天国の郵政を改革できなければ、構造改革など出来るわけがない」という持論はまったくその通りです。そして郵政の問題点は郵便局ではなく郵便貯金であり、郵便貯金を通して国民からお金を預かり、そのお金を原資として道路公団などの税金の無駄遣い事業がやりたい放題にやられてきていることからも郵便貯金は早急に改革すべきものであるといえます。
そして、今回の解散を巡っては「他の重要法案が廃案になった」「社会保障や外交など他にやることがある」など政治の空白を作るべきではないという主張が多く聞こえますが、私はまったく違うと思っています。それは、今の政治が続く限り重要法案も社会保障制度改革も結局は妥協の産物の骨抜きの改革しか行えない、もしくは行ってこれなかったわけであり、古い政治体制の象徴である守旧派を一新する最大のチャンスだといえます。そして、5年10年と日本の将来を見れば今回の解散は大変意義のあるものだと思うのです。そのことから小泉首相の決断は素晴らしいとも思っています。
一方で、政権交代のチャンスと民主党は意気込んでいますが、政権交代は政官業の癒着体制を政権が変わることで一掃できるというのは一理あります。そして、政権交代は政治が変わっていくためには必要なことだともいえます。しかし、政権交代が実現し一時期的に政官業の癒着が一掃されてもあらたな政官業の癒着構造を構築するだけの危険性もあり、そこには明確な制度を構築する政策が必要になります。そして何よりも公務員の労働組合などを大きな支持母体としている民主党が公務員の特権を具体的に改革する手法を明確に示すかどうかが、民主党が本気で改革を進めようとしているのかのバロメーターになるとも思うところです。
しかし、最終的に大切なのは本当に国民の思いを代弁し、私利私欲に走らず、信念を貫き通す議員を選ぶことだと思うのです。それは何々党だから投票するというのではなく、個々の候補者の人間性をみて、本当に将来を見据え考え行動してくれる人なのか、これを見極めることが重要なのです。
年金の問題一つとっても、民間の国民年金・厚生年金と公務員の共済年金では公務員の年金は民間に比べて手厚くなっています。もちろん常識を逸脱している議員年金は廃止して当然です。こうした公務員天国の日本の社会構造をどのように改革していくのか、それが私の中では大きな判断基準になってくると思っています。
今回の解散は批判の声も多くありますが、長い目で日本の将来を見れば腐りきった日本の政治を変える大きなチャンスだといえます。ですので、多くの人が自分の目で見て頭で考えて投票を行い、投票率も上がれば政治が変わる大きな転換点になるのではないかと期待しています。そして忘れてはならないのは、政治を変えるのは政党そして議員ではなく最終的には一人ひとりの一票なのです。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (2) : トラックバック (1) : 政治全般
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このリストは、次の記事を参照しています: 政治が大きく変わる?:
» 郵政解散を斬る! from カポッ君とマナブ君
大仁田厚は参院が解散されると思っていたから涙を流したという説があるが、そんなことはお構いなしに衆院が解散されてしまった。
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トラックバック時刻: 2005年08月11日 03:36
ご意見欄
昨日のテレビを見て、
あんなに、小泉総理が衆議院を解散する事を批判する声が多かったのに、本会議で議長が解散を宣言するや、全員が喜びの歓声を上げ、万歳していたのには、あきれた・・・。
衆議院も参議院も、政治ゴッコばかりで、国の未来や国民の利益など、これっぽっちも考えてやしないのでしょうね。。。
投稿者 会社員です(南大泉在住) : 2005年08月09日 06:41
TBさせてもらいました。
オレもその通りだと思います。今回の解散をきっかけにして日本がいい方向に向かうといいですね。
っていうか文章すごく上手ですね。きれいにまとまっていてびっくりしました。
投稿者 kentaro : 2005年08月11日 03:29