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2005年06月02日
不幸な時代・・・
情報公開及び個人情報保護運営審議会が開かれました。
冒頭2月8日に区立中学校の技術家庭科室の準備室から生徒の個人情報などが入ったパソコンが盗まれた件についての報告があり、その後盗難されたパソコンは発見されたものの、パソコンに記録されていた一部の生徒の成績や一部の生徒の住所や電話番号といった個人情報は盗難されてしまいました。
個人情報の悪用が深刻化する中、行政活動で得た個人情報の保護を徹底しなければならないのは言うまでもなく残念な事件だったとしか言いようがありません。
ところで、審議会の議論では今回盗難されたパソコンが担当教員の私物であり、私物の中に個人情報を入れていたことを問題視する発言が目立ちました。
たしかに私物に私用目的で個人情報を記憶していたとなれば大問題です。しかし、今回の事件の舞台となった学校では、教師が使用するパソコンはほぼすべて私物であり、逆に言えば私物であるパソコンを利用しなければ学級便りなど教師としての仕事に大きな影響を与えてしまう可能性もあります。
また、パソコンをすべての教師に配布するとなると数億円単位の予算がかかるため、それも現実的には難しいことと言えます。
いずれにしても、電子機器が普及し、資料の作成から保存までがパソコン一台で行える便利な時代になったことで発生した問題と言えますが、パソコンが私物であるかどうかの議論は、例えば電子手帳的な機能を持つ携帯電話は確実に私物であり、この電話が盗難される可能性もあります。
情報化社会の中でどのように個人情報を保護していくのかは、そんなに簡単に解決する問題ではありません。
個人情報が大量に盗難され悪用される時代になり、個人情報を保護するために一昔前は配布されていた小学校や中学校の卒業時の生徒名簿も今では作成しなくなっているといいます。
個人情報を保護は何よりも必要で行わなければならないことですが、同級生の住所すら知ることのできない時代というのは、不幸な時代のような気がしてなりません。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 区政の動き
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