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2005年05月18日
要求と供給のバランス
豊玉・中村地域体育館についてのパブリックコメントの結果がまとまりました。意見提供は13名。
さて、寄せられた意見を見てみると、意見募集のあり方自体が要望を求める形になっているため、お願いが多くなっています。その中身を見ると「立派なロビーや広々とした階段は不要」「災害時の地域の救援基地として活用すべき」などの実用的な意見がある一方で「ジャグジーやサウナを設置してほしい」「オープンカフェを併設してほしい」「エクササイズプログラムを充実させるべき」など公共施設としての役割を超えた要求も多く見られます。
確かに、パブリックコメントは意見・要望をお寄せくださいとしてコメントを求めているので、寄せられた意見は自由で間違ったものではありません。ですが、この施設がどのような目的で作られ、そして建設に当たっての費用対効果と目指す成果を示した上で、意見や要望を行わなければ、無限の要求が寄せられることは当然といえます。その意味で言えば、施設を建設するに当たっての行政の説明責任は果たされていない状況であり「どのような意見でもお寄せください、区民の皆様のご希望をできるだけ実現します」という行政は何でもやりますので、お金の心配はまったく要りませんという幻想を行政自ら区民に与えているといえます。
協働の時代の行政に欠かせないTAPE「透明性(Transparency)」「説明責任(Accountability)」「参加(Participation)」「公平性(Equity)」という4つのキーワードがありますが、体育館建設を見ているとすべてが間違った解釈によって進められている気がしてなりません。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 区政の動き
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