「今日のひとこと」トップページ
前の記事:待遇が良ければ仕事が楽しく出来るのか?
次の記事:住民からの提案を受け止めた議会

2005年03月30日

やってみると意外と出来ること

戦後最小記録を更新した出生数、都市部で就業困難な子どもを持つ女性の実情。これらはここ数日発表された統計調査ですが、ばらばらの調査結果でもこうして並べてみるとある問題点が見えてきます。

それは何かと言うと「働く環境」です。なぜなら子どもを持つ女性が仕事をしにくいということは、子を持つことをためらうことにもつながり、出生数の低下につながっていきます。

そして、なぜ子どもを持つ女性が就職が困難なのかというと、大きな理由は事業者側の雇用体系などによる都合であり、逆に言えば、事業者側が子どもを持つ女性が働きやすいような雇用体系を構築すればよい問題なのですが、社員は「週5日以上、1日8時間以上」勤めるのが当たり前という神話が未だに日本社会全体に根強く残っており、そのことが「働きやすい環境」を阻んでいると言えます。

一方で政府は少子化対策の一環として民間企業が育児休業の取得を積極的にバックアップするよう具体的な数値目標を定め取り組むことを求めていますが、実際の働く現場でどれだけ効果が上がるかは定かではありません。

では、どうすれば良いのかその一つとして、理想の職場を自分たちで作ると言ったことがあげられます。一つの事例として岐阜県の明宝村にある「株式会社明宝レディース」は村の農家の女性たちが地域の農産物を生かし働く場を作ろうと事業を立ち上げ、地元のトマトを使った「ケチャップ」は今では全国で一番おいしいケチャップと言われる商品になり、会社も年商3億円近くを上げるまでに成長し、村役場には毎年寄付を行ってまでいるようです。

この事例は産業創造と言えるもので、どこでも通用するかと言えばそうではありませんが、住民と行政との協働が叫ばれる中で、職住近接で働きやすい職場を自分たちで作るチャンスは多くあると言えます。

日本はアメリカなどに比べ毎年の起業数が10分の1という状況ですが「仕事をしやすい環境でさらに自己実現も図れる職場がないならば自分で作る」という発想がもっと広がっていけば、多くの問題が解決する突破口になるかもしれません。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : その他

この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/412

 

ご意見欄

この記事へのご意見・ご感想を投稿できます




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)