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2005年03月03日

なぜ今作る必要があるのか

今日は教育費の審議が行われました。教育費といっても小学校、中学校の予算は元より、生涯学習費やスポーツ振興費なども教育費となるため、今日の質問では「仮称ふるさと文化館」について、「なぜ今作らなければならないのか」「規模はどれくらいなのか」「どのくらいの予算を想定しているのか」の3点を中心に質問を行いました。

まず、「なぜ今作らなければならないのか」に関して、学校の施設改修や耐震工事、警備体制の充実など子どもたちの命に関わる施策で早期に行わなければならないことが多くあり、優先順位はそれらのほうが先ではないかということに対しては、「文化振興も子どもの命と同じくらい大事」と考えているとまったく理解できない答弁でした。

次に「規模はどれくらいなのか」に対しては、建設予定地が石神井プールの自転車駐車場が決定しているため、その土地の広さから推定すると延べ床面積2000㎡の施設を想定しているとのことです。

最後の「どのくらいの予算を想定しているのか」については、延べ床面積から他の自治体の類似施設を参考にすると約13億5000万円位は想定しているとのことで、予算も国や都の補助金の目処があるとのことでした。しかし実際は国や都は厳しい財政状況の中で箱物施設に対する補助金はほぼ認めていないことから、補助金の目処があるというのは怪しいところです。

そのほかにも、学校の統廃合が進むことで、空いた施設を有効活用することを検討しなかったのかなど質問しましたが、「既存の施設では無理」という答弁であり、すべての答弁の根底には新規に建設することがはじめからありきということがにじみ出ていました。

財政状況が苦しい中、多くの施策の見直しを進め、行政サービスの効率化を図っています。そんな中で数十億円の箱物を作るというのは、財政は苦しいが箱物は作りますということで、いったい誰が理解できるのというのでしょうか。施設の建設というのは建設時に膨大な資金が必要になるだけでなく、建設されてからの毎年のランニングコストや維持補修費など将来に渡り負担が発生する事業です。だからこそ慎重に行わなければならないのですが、積極的に推進する行政とそれを後押しする議員がたった44%(投票率)とはいえ区民に選挙で選ばれていると思うと、本当に選挙というのは大事なのだと痛感した一日でした。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 区政の動き

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