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2005年02月23日

成果を図る物差しについて

今日の総務費の審議では、行政評価について質問を行いました。行政評価の狙いは「行政がどれだけ仕事をしたか」ではなく、「住民にとってどのような成果があったか」という視点で行政の事業を評価し、評価方法や評価結果を公表することで区民への説明責任を果たし、その評価結果を行政の改革に生かすことといえますが、信頼性の高い行政評価を実現するためには、事業の成果が出ているか出ていないかの物差しとなる指標が重要になります。

その理由として、窓口での申請手続きの処理時間を短縮するという目標を設定するとします。このときに、完全な形での申請書を窓口で受け取ってから発行するまでの時間を指標とするのか、申請書が完全になるまでのアドバイスの時間も含めて発行までの時間を指標とするのかで、結果が大きく変わってきます。この例で言えば前者は比較的容易であり、後者は難易度の高い目標となります。

こうして、一つの例をとってみても成果を図る物差しになる指標の設定は大変難しいものなのですが、多くの指標を見ると、結果を求めるあまりに前者の指標の設定になりがちといえます。しかし、本当に住民にとっての成果を見るのならば後者の指標を設定するべきなのですが、ここで大切なのはトップの行政評価への認識とバックアップ体制だといえます。なぜならばトップが安易な良い結果を求めるのか、それとも困難でも実のある中身を求めるのかで大きく方向が変わってくるからです。

練馬区の行政評価はまだ発展途上の段階で、今後どのような方向に行くかは分かりませんが、安易に結果を求める行政評価にだけはなってほしくないと思っています。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 行政改革

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