「今日のひとこと」トップページ
前の記事:明日から予算特別委員会が始まります
次の記事:成果を図る物差しについて
2005年02月22日
リスクに対する意識の差
予算特別委員会で本格的な審議が始まりましたが、今日は財政計画について質問を行いました。具体的な質問のやり取りに関しては数日中にホームページに掲載いたします。
さて、財政計画についての質問では、行政サービスにおける受益と負担の格差が世代間で大幅に乖離していることが深刻化している点を中心に、今後の展望をどのように考えているのかを質問しました。
私の考えとしては、今後の急激な高齢化により2025年には人口の4分の1が高齢者になることから、福祉にかかる経費が増加するのは明確であり、一方で、高齢化が進むことにより、働く世代の減少を招くことで税収の伸びは期待できない。このまま今の高齢者福祉をそのまま継続していくことは将来世代にとって大きな負担を先送りにすることになるのであって、抜本的な福祉の改革が必要だとの認識なのですが、役所側はそんなに先行きに悲観はなく、新行政改革プランにて行革を進め財政の健全化を進めており、20年後のビジョンまでは今のところ持っていないとのことでした。
このことに関してはいろいろな考えがあり、一つの正しい答えというのはなく、だからこそ議論をする必要があると考えているのですが、答弁からはいくつか大切なことが読み取れます。他の議員の質問にて足立区や江戸川区に比べ練馬区の職員数が1000人以上多いのは技能職が多いことが理由でありだから改革を進めているという説明がありました。ここに練馬区の大きな問題があると思うのです。
なぜなら、将来ビジョンをしっかり持ち、あらゆるリスクを勘案し行政運営を進めてきたのならば、今になって急激な改革を行う必要はないはずであり、そうなっていない現状からすれば、明らかにこれまでの舵取りが間違っていたと見ることができるからです。そして、その舵取りの失敗に関しては誰も責任を取りません。しかし、大切なのは過去の失敗を分析し将来に生かしていくことであり、そのことが信頼される政治・行政を築き上げていく礎になっていくのではないでしょうか。
いずれにしても、今日の質問では、役所側と私との間ですでに世代間での問題意識の乖離があるのだと痛感したところです。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 議員活動
この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/388