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2005年01月17日

日本の議員は多すぎる?

日本の議員は多すぎるとの批判はよく聞きますが、今日、アメリカの地方議員の方や地方政治にかかわっている方とお話をしていて「日本の議員は人数も多く、パートタイムの職業なのに給料が高すぎる」と言われました。制度の違いこそあれ確かにアメリカと比べるとその待遇は格段に良いような気がします。

制度や役割が違うので一概に比較はできませんが、ひとつの例として同じ人口規模の市議会議員の待遇と人数を見てみると
シアトル市 人口55万人  議員数13人 年収約1000万円
杉並区   人口約51万人 議員数48人 年収約1200万円(政務調査費込み)
となることから、報酬額は大きく変わらないとしても人数は大きく違うので議会運営にかかるコストには大きな差があると言えます。

また、「そんなに議員の人数が多くて意見がまとまるのか?」という質問には苦笑するしかありませんでしたが、ありきたりのことを言えば、多様な意見を尊重するために人数が必要だともいえるのですが、やはり人数が多くなればなるほど機動性が悪くなるので非効率にならざるを得ません。

しかし、議員のあり方を考えるときにはどうしても選挙制度と深く結びついてきます。意見交換をしたアメリカの議員の方は選挙の際には徹底的に町を練り歩き戸別訪問をして主張を伝えていくと言っていましたが、一方、日本の選挙制度を見ると民主主義が確立していなかった大正時代に出来た戸別訪問の禁止規定が公職選挙法の中にあり、未だに戸別訪問は禁止されています。さらに言えば選挙期間中こそ多くの住民に主張を自由に伝えられるべきとも考えられるにもかかわらず、実際の公職選挙法では選挙期間中ほど規制が厳しくなっています。

意見交換をしていていろいろ考えさせらることも多々ありましたが、選挙活動が比較的自由なアメリカでも若者の低投票率には頭を悩ませているらしく、どうやったら若者の政治への関心を高めることが出来るのかと試行錯誤を繰り返しているとのことでした。どうやら若者と政治の問題は国を超えた大きな課題のようです。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 政治全般

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