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2005年01月05日
おすすめの本 その2
おすすめの本第2弾!
(1) メディアリテラシー 著者:菅谷明子 岩波新書
テレビや新聞やインターネット、または行政の広報など今私たちの回りには多くの情報が氾濫しています。しかし、それらの情報は客観性を重視しているニュースといえど、情報発信者という媒体を通して加工された情報であり、すべてをそのまま受け入れてしまうのではなく、あくまでも考える材料としての情報として受け入れなければ情報の有効活用は出来ません。そんな中、メディアリテラシーの必要性が広まり始めていますが、本著では教育課程にメディアリテラシーを取り込んでいるイギリス、アメリカ、カナダの事例を紹介しながらメディアリテラシー教育の必要性を説いている。近年、政治でもメディアを利用した情報発信が増えているが、メディアリテラシーを高めることは、情報を精査し判断できる思考を高めることで、確かな政治を築いていく土台にもなることから、欠かせないことだともいえるのではないだろうか。
(2) 年収1/2時代の再就職 著者:野口やよい 中公新書
年々共働き家庭が増え続けているが、このことは一般的に女性の社会進出もしくは雇用格差が是正されてきたと捉えられることも多い。しかし、本当にそうなのだろうか?本著ではこれまでの共稼ぎの概念である「DINKS(Double Income No Kids)」もしくは「DEWKS(Dually Employed With Kids)」という共働き像が、現在では、夫の経済力が弱まり妻の再就職を必要としている夫婦「HIKSカップル(Half Income with kids)」が増加し、共働きをせざる終えない状況になりつつあることを当事者への取材や統計数字を元に分析している。また、女性が再就職するに当たっては高い壁があるといわれるが、詳細な取材による事例を元に打開策を提言している。
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