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2004年12月06日
形骸化していない本会議
今日は、特別委員会終了後、どうしても一度見ておきたいある自治体の議会の本会議を取材を行いました。
その議会とは多摩市議会で、特徴は本会議での一般質問が一問一答で行われていることです。
実際に多摩市議会を訪ねてみると、まず議場に驚かされました。多摩市議会の議場は起伏のない平場に議員の席が配置されており、傍聴席から議員の席までは、数メートルしか離れていません。そして各議員の席にはマイクが備え付けられており、一般質問を行う議員は、最初に登壇して質問の要旨を述べ、その後、理事者(行政)が答弁を行い、再質問からは議員は自席で質問し、そのつど理事者が答弁するという形で一般質問が行われていました。これだけでも練馬区議会と比べると驚きなのですが、さらに多摩市議会では、昨今の委員会重視の審議ではなく、あくまでも本会議を重視している特徴がありました。
それは、当初予算案、決算認定議案、条例案、市道路線の認定等の議案以外の議案は委員会に付託せずに本会議で議論をするということです。実際には議案の読み上げ終了後に、質問のある議員は挙手を行い、自由に議案について質問する形になっており、また質問に対する人数制限などがないため活発な議論が行われています。
そのような形での議会運営では時間や日程が多くかかるのでは、という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、一般質問の期間は5日間あり会議時間も原則10~17時となっています。また、議員定数は26人で現在は25人なのですが、ほぼ毎回の定例会で全員が一般質問(持ち時間一人35分)を行っていることから17時を過ぎても議論を行われることが多いようです。
まだまだ、驚いたことは山ほどありましたが、多摩市議会の歴史を調べてみると、現在の議会運営の形にするのに特に改革を行ったわけではありません。多摩村から多摩町そして多摩市の資料を見てみると、昔から現在の形に近い議会運営がなされていたらしく、伝統的に活発な議論を行う素地があったのだと思われます。
いずれにしても、練馬区議会とのあまりの違いに大きなカルチャーショックを受けると共に、議員と理事者が自分の言葉で討論する姿をみて、いつか練馬区議会でも自由に質問できる環境を実現したいと強く感じたところです。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 議員活動
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