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2004年09月30日

自立する気がなければ育成の効果は上がらない。

昨日の産業経済費で産業育成について質問を行いましたが、その大きな内容は建設業者の育成についてです。

練馬区の産業構造を見ると11.7%が建設業関係者となっており、他の区と比べその割合が明らかに高く、建設事業者が自立して経営できる力を育てていかなければ公共事業頼みの体質は変りません。これまで区は区内業者の保護育成という観点から公共工事を区内業者に優先的に工事などを発注することで建設業者に仕事が生まれ、業者が仕事をすることで育成が図られると言うスタンスを取ってきています。しかし、その結果練馬区が行う公共事業は区内の建設業者のものだという慣習を生んでしまい、区の思いとは逆に競争力のない業者が育ってしまったという経過があります。(練馬区に限ったことではなく公共工事全般で言えることでもあります。)

だからこそ、このような区内産業育成の方針はやめ、企業の競争力を高めるのならば産業経済部において、企業のIT化やマネジメントの改善などを行っていくべきだと質問をしました。

そして育成を行うときに大切なのはあくまでも自助努力を促すと言うことです。入札改革の一環で電子入札が導入されることに対しても、パソコンに対応できない、もしくはもっていない企業はどうするのだと言う声などもありますが、そのようなときこそ、手取り足取り丁寧に教え、何から何までお世話するのではなく、あくまでも金銭給付的な補助は行わずアドバイスに徹することが重要だと思うのです。

販売業やサービス業など多くの業種では、パソコンが必要になっら自分たちで買いそろえ努力するのが当たり前です。練馬区の建設業を育成していくためには、行政はただ区内にあるからと言うだけで優先的に公共工事を発注するのを止め、企業が競争力をつけるためのアドバイスに徹するという育成に転換していかなければいつまでたっても本当の育成にはなりません。
皆様はどう思われますか?

投稿者 takao : この記事へのご意見 (1) : トラックバック (0) : 入札改革

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ご意見欄

先日、中小企業庁の主催による、中小企業展が東京と大阪の2会場で催されました。私は、有明のビッグサイトの会場を見ましたが、全国から様々な分野の企業が参加し、自社の商品や技術を展示し、世間へのアピールや、ビジネスチャンスを掴む為の努力の賜物を目の当たりにしました。

私の考えですが、保護と育成は、稀に重なる部分も有るが、本来は全く相反するものだと思います。
企業を育成するとは、技術の向上、採算性の基盤強化、そしてビジネスチャンスの拡大を意味する事と考えます。
対して、保護では、優先発注や財政面での支援などが考えられます。

果たして、保護することで、企業は強くなるのでしょうか。
確かに保護の大きさが変わらなければ、企業は長きに渡って支えられるでしょう。
しかし、その支えが無くなったり、小さくなったりしたら。
企業は、途端に土台を支えきれなくなって傾き、場合によってはそのまま倒れてしまうかもしれません。

練馬区が、ある特定の業種に対し、手厚い予算支出を施す事、それ自体を否定する気はありません。しかし、現状は、練馬区の本来意図する効果・効用を得られる支出とは言えず、一言で言うなら、焼け石に水をかけるような拠出に過ぎません。

本気で、企業を育成しようと言うのであれば、冒頭に上げたようなイベントに出展できるような技術力や商品を身につけさせ、練馬区などという、ちっぽけなエリアに閉じこもらず、広い大海原へ出すべきです。

区には、そのための施策を望みます。

投稿者 会社員です(南大泉在住) : 2005年10月30日 17:51

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