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2004年08月15日

日本テレビの報道番組について

土曜日に日本テレビの「報道特捜プロジェクト」が練馬区議会の政務調査費について放送しました。
放送後、反響は大きく私のところにもメールが何通か寄せられると共に「政務調査費」という検索キーワードで私のHPを訪れた人は50人を超えていました。

政務調査費の使途を巡る問題は各地で起きていますが、なぜそのような事態が起きるのでしょうか。
練馬区で言えば政務調査費が制度化される前に「区政調査費」という、ほとんど自由に使えて領収書などの報告も必要ない経費の制度が有り、その悪しき慣習を引きずっている側面があります。そのような慣習をなくすために政務調査費では領収書の添付などが決められたのですが、提出された領収書の内容をチェックする機関はなく、全ては議員のモラルにゆだねられており、ここが全ての問題の始まりともいわれています。

では、どのようにすれば良いのか。解決策はいたって簡単です。政務調査費の使途を積極的に完全に情報公開すればよいのです。なぜならば、使途が公開されることで議員がどのような仕事をしているかを区民が判断できるようになります。その結果、信頼できないと思われた議員は次に選ばれなくなるので、選挙を過剰に意識する議員は自ら襟を正すとともに、改善しない議員は議員でなくなる可能性が高くなるからです。

私が都庁担当の記者をしているときに都議会で政務調査費に領収書を添付することを義務付ける議案が否決されました。否決した会派の言い分は「お金の流れを全て公開したら政治活動がしにくくなる」と言うものでした。そしてそのとき「おれは選挙で選ばれているんだから問題ないんだ」と言う言葉を聞いたときは、何でこんな議員が選ばれるんだと悔しい思いをしたのを覚えています。

私はそのような思いもあって今議員として仕事をしていますが、議員報酬、政務調査費、費用弁償、選挙の収支報告、すべてのお金の流れを公開しています。そのことで仕事上なんの支障もなく、かえってプラスにもなっています。そして、行政の税金の使い道を正していくのが議員の仕事であるならば、税金で雇われている議員が率先してその使途を明らかにし説明責任を果たしていくことは当然のこととも思っています。

今回の報道は多くの方の政治不信を高めたと思いますが、一方で区議会への関心が高まったともいえます。その関心が失望から絶望に、そして無関心に変らないよう、議員はすこしでも目に見える改革を行っていかねばならないと思います。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 政治とカネ

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