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2004年08月01日
新聞記事の補足
先週の金曜日の毎日新聞朝刊で私の活動が紹介されましたが、記事だけでは伝え切れない部分を少し補足したいと思います。
記事では、私がITを活用することに特化しているように思われてしまうかもしれませんが、一番伝えたかったのは、「議員がITを活用し市民にもっと分かりやすく情報を発信していくことで、市民と議員が情報を共有し共通の問題意識が芽生え、政治が変わっていくことに繋がる」ということです。
そこで、なぜITなのかということになるかもしれませんが、インターネットは本当に便利なもので、文字、写真、ビデオと従来の紙媒体では伝え切れなかった情報を発信できます。
そして何よりも大きいのは、はがきやレポートの配布と異なり、双方向でのコミュニケーションが可能で、昼間地元にいない方でも24時間、どこからでも区政の動きを知ることができると言うことです。
さらに紙媒体と違い印刷費や紙代、郵送費(はがき一枚50円でも1000人に送れば50000円)がかからないため、大量の資金を必要とすることもありません。
昔から「政治には金がかかる」「選挙には金がかかる」と言われてきていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
なぜ、政治に金がかかると言われてきたのか、例えば新年会や忘年会に議員が出席するとします。多くの議員は年末年始には50件以上の会をはしごすると言います。中には100件以上も参加する議員もいると言われています。そしてこのような会に参加するたびに参加費として1万円を支払っていたとすれば、年末年始だけで50万円の出費となります。これは新年会や忘年会だけの話ですが、この他にも結婚式、お葬式、団体の会合、お祭りなど例を挙げたらきりがありません。
このような政治活動を行えば金がかかるというのは簡単にわかりますが、ここで問題なのは、このようなことは「政治に金がかかる」のではなく、「金のかかる政治活動をしている」という議員個人の問題であり、決して政治に金がかかるということではないということです。これは選挙でも同じです。
では、このような政治活動がなぜ延々と続いているのか、それはドブ板と呼ばれるこのような活動をしなければ選挙に勝てないと言う議員特有の強迫観念があるからと言えます。そして、そのような会に議員が参加することを当たり前だと思っている有権者側にも問題があります。
住民のニーズが高度に、そして多様化してきた現代では、議員の仕事は名誉職的なものではなく、政治、経済、財政、福祉、教育、環境などなど、挙げればきりがないくらい多岐にわたる分野を専門的に学んでいなければ勤まりません。だからこそ、今議員に求められているのはドブ板に時間をかけることではなく、本来の仕事に全力を傾けることなのではないでしょうか。
そのような環境を作るためには、議員もそして市民も変わらなければなりません。
そのために何が必要なのか?
議員は自分のしている仕事の中身を分かりやすく多くの人に情報を発信していくこと。市民は議員が来てくれるのをただ待っているだけではなく、その情報を受け止め、「良い人だから」「よく顔を出してくれるから」というイメージではなく、「仕事の内容」で議員を評価することだと私は思います。
そしてそのような政治のありかたこそが、真の市民自治に近づいていくための第一歩でもあるのではないでしょうか。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 議員活動
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