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2004年04月27日

特色ある学校作りの一方で・・・

公立小中学校が競りあうように、学校独自の特色を打ち出していますが、一方で不登校の増加という問題への対応には各学校共に苦慮しているようです。

現在、練馬区の小中学校での不登校の人数は14年度で
小学校 129人
中学校 503人
となっています。不登校以外でも病気や経済的理由なども含めた長期欠席(1年間に30日以上欠席がある児童・生徒)となると、その数は小学校で374人、中学校で615人となります。
全小中学校の生徒数から見た割合では小学校で約1%、中学校で約4.8%と比較的少数の児童・生徒の問題のように見えもしますが、人数で見ると決して一部の少人数の問題とはいえません。参考までに東京都全体での不登校の人数は小学校(国・公・私)で2038人。中学校(国・公・私)で7917人となっています。

不登校問題の解決に向けては、行政としてもスクールカウンセラーを配置するなどして、何か心に悩みを抱えている生徒が不登校になる前に相談できる体制の整備を進めていますが、全ての学校に配置できているわけではなく、また、抜本的な解決策とはなっていないのが現状です。

では、一体どのようにすれば解決できるのか。これは本当に難しい問題です。実は「不登校」という言葉が使われ始めたのは、ここ数年であり、以前は「登校拒否」という言葉が良く使われていました。「登校拒否」というのは言葉の意味からすると「何らかの理由があり登校を拒否」しているという意味として捉えることができるのですが、「不登校」という言葉は「登校しない理由が不明」という意味で使われ始めたという背景があります。以前ある校長先生とお話したときには「最近の不登校の子は、学校に来ない理由が本当に分からない。だからどう対処すれば良いのか分からないのです」ということを聞いたこともあります。

依然として増え続ける不登校児童・生徒問題に対し今後どのように対応していくのか、特色ある学校作りと同時に解決していかなければならない重い課題です。

※5月4日、杉並区の高円寺会館にて、映画『不登校の真実』の上映会&監督を交えた討論会があります。お時間のある方は是非御覧になってください。
>>> 上映会の案内はこちら(映画『不登校の真実』上映委員会ホームページ)

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 子育て・教育

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