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2004年03月23日
年金と少子化
「もらえるのか?」「もらえないのか?」年金の行方は世代を超えた関心の高い問題となっていますが、来月から国会で年金改革関連法案の審議が始まります。
年金財政がなぜここまで悪化してしまったのか?その原因の一つに少子化が挙げられています。
簡単に言うと、受給する高齢者が増える一方で、高齢者に支払われる資金の払い手である現役世代が減少し、さらに今後現役世代となる子どもの出生率が下がり続けていることから、増え続ける受給者に対応できなくなってきているといったところです。
少子化といえば2001年に出生率が「1.33」になり、政府はあわてて少子化対策に乗り出しました。しかし、この「1.33」という数字ばかりが一人歩きしている可能性もあります。出生率が「1.33」といわれると、一家族平均で「1.33人」の子どもがいると思われがちですが、ここに落とし穴があります。
国立社会保障・人口問題研究所が行った「出生動向基本調査」では、結婚している夫婦が産む子どもの人数は、1972年の2.20人からほぼ30年来変化はなく、1997年では2.21人となっています。つまり、かつてと同じように一夫婦あたり2~3人の子どもを産んでいるのです。
つまり少子化が進んでいる原因は、結婚後にあるのではなく、結婚しない若者が増えたことが大きな原因なのです。このことから、子どもを多く産めば手当てを増やすという政策を行っても、抜本的な少子化対策にならないのは明らかです。
今本当に必要な少子化対策とは何か?そして、本当の問題点はどこにあるのか?そのことを研究し、解決策を見出していかない限り、出口の見えないトンネルをさまよい続けてしまうのではないでしょうか。
投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 若者と政治
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