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2003年03月09日

給料二重取り!?費用弁償(日額旅費)の実態!

 練馬区役所で議員の報酬に関する規定を眺めていたときに「何なんだこれは!」と目を引く内容がありました。その名は「費用弁償(日額旅費)」。はじめて目にした言葉でその内容を取材して、驚きと憤りを覚えました。
 「費用弁償(日額旅費)」とはいったいどんなものなのか・・・
 まず費用弁償(日額旅費)とは、簡単に言うと本会議や委員会に出席するために支払われる交通費のことです。ちなみに練馬区議会議員の費用弁償(日額旅費)は一日6,000円です。他の23区でも支払われていますが、一日6,000円という金額は、23区でもっとも高い額です。

 ”主張と政策”でも載せていますが、練馬区議会議員の年収は毎月63万円の報酬と年間5.35ヶ月分の賞与の合計1,086万円です。その他にも問題となっている政務調査費 が月21万円、年間にすると252万円です。さらに、本会議や委員会に出席するたびに日額6,000円を支給されているというのです。
 そしてもうひとつの問題は、費用弁償(日額旅費)の受け取りを拒否できないという点です。良識ある議員が受け取りを拒否したくても簡単にはできない仕組みになっているのです。

 練馬区議会議員は練馬区内に在住を義務付けられています。練馬区内で一番遠い地域から区役所に訪れるにしろ、公共交通機関を利用すれば往復1,500円ほどですむはずです。徒歩で出勤する場合でも支払われることから、旅費という扱いはなじみません。 さらに、区役所の近くには議員専用の駐車場も用意されているので、車で 出勤する場合には駐車場代はかかりません。

 文京区ではこうした費用弁償(日額旅費)の実態から減額もしくは交通費にかかった実費の支払いに代えようという議論 が議会で行われています。
 ところが、練馬区ではまったく議論すらされていません。長引く不況の中、リストラ、給料のカット、ボーナスの減額など民間では厳しい状況が続いています。ですが、いまだに議員は自分たちの特権を守ろうとしているのです。

 13年度に議員の費用弁償(日額旅費)で支払われていた総額は2,211万円、議員一人あたりでは年間44万円の収入になっています。費用弁償(日額旅費)を廃止もしくは実費の支払いに変更すれば少なくとも年間1,000万円以上節約できます。
 1,000万円の予算があれば教師の増員や介護ヘルパーの増員などいろんな有効な使い方ができます。

 まだまだ、議員には一般に知られていない特権が多くあるといいます。その多くは条例で規定されているため、議会で廃止もしくは改正することが可能です。そのためには情報公開を徹底し多くの人が情報を知り、矛盾を指摘していけば必ず変わっていくはずです。
 「政治は変わらない」とあきらめずに、小さくても一歩一歩、みなで 変えていきましょう。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (0) : トラックバック (0) : 費用弁償

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