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2007年04月09日
投票率と選挙の手法
昨日行われた全国の選挙では注目されていた知事選挙では投票率が上がったものの、全国的に見ると低下傾向に歯止めがかかっていません。
そんな中で、昨日当選した名古屋市議ののりたけ氏と意見交換をしたのですが、名古屋市の市議会議員選挙でのりたけ氏が立候補した中区の投票率は27.42%となり、当選したのは嬉しいがショックだったと言う言葉を聞きました。
確かに、私も投票率27%という数字を聞いて耳を疑ったのですが、本当にそれで市民の声を代弁する代表といえるのか、それは難しい問題だとも思えます。
投票率の議論になると必ず出てくるのが「投票に行かない有権者が悪い」という議論です。
このことに関しては常に私は反論しています。
なぜならば、候補者や政治関係者は果たして有権者が投票先を選ぶに足る情報(材料)をきちんと提供しているのかが疑問だからです。たとえば選挙中には公設掲示板に各候補者のポスターが掲示されます。しかし、そのポスターに載っているのは顔写真と名前とキャッチコピーがほとんどです。これでは投票先を考える材料にすらなりません。私は公設掲示板のポスターこそ政策を伝える最大の広報媒体であり、各候補者がポスターに詳しい政策を掲載していれば、有権者にとって投票先を考える最大の情報源になると考えています。
こうした議論をすると、新聞などに折り込まれる公報があるという言葉も聞きますが、新聞を購読していなければ手に取るチャンスは減ります。街頭に掲示されているからこそ情報源として効果を発揮するのではないでしょうか。
そうしたことから、私は今後は公設掲示板のポスターでは政策と実績をメインに作ることを心がけています。また、ポスターに政策だけ羅列しても見やすく、分かりやすく、興味を引く情報発信の仕方を心がけるのも、情報発信者としては欠かせないものです。それは「書いたから読め」ではなくいかに、見てもらえるか、読んでもらえるかという工夫を凝らすことは、テレビでも雑誌でも情報の作り手であればあたり前のことであり、そうした姿勢が選挙には足りないのではないかと思っています。
こうした、情報発信が徹底され、有権者の判断材料が溢れている状況で投票率が低いのであれば、「有権者が悪い」という議論も成り立つのかもしれませんが、私は現状はそうではないと思っています。だからこそ、理想の形にこだわり実践していきたいと思っています。
練馬区議会議員選挙の投票率は、前々回は49.56% 前回は44.31%と低下しています。15日から行われる区議会議員選挙では、投票に行きたくなるような選挙、考えて投票先を選べる選挙を実践し、そうした選挙手法をとる候補者が1人でも増えるように良き前例を作っていきたいと思っています。
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投稿者 takao
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