「今日のひとこと」トップページ
前の記事:今日は教育について
次の記事:3月16日にみどりと環境フォーラムが開かれます

2007年03月02日

今日は区税収入や特別会計について

今日の審議は区の歳入(区税収入)や国民健康保険や介護保険などの特別会計(別のお財布)、公債費(借金)などについての審議が行われました。

中身としては、東京都が突然発表した低所得者の都民税免除について(読売新聞⇒http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070302-00000001-yom-soci)や給食費の未納について質問する議員が目立ったのが印象的でした。

東京都の都民税免除については、税収増による恩恵を低所得者に直接配分するというものの様ですが、選挙前の突然の発表でさらに税の公平性・公正性という観点からも国全体の税制をゆがめ、東京都への一極集中がさらに進む可能性が高いため、私は大きな疑問を持っています。

さて、給食費の未納についてはあってはならない物で、今後滞納している家庭の個々の状況にあわせ丁寧な解決を目指していくことが必要不可欠ですが、この議論や犬の予防接種などの質問を聞いていて私は大きな違和感を感じてなりません。

確かに個別の事業についての議論も必要かもしれませんが、議員でなければできない内容なのかと思うからです。今日の朝日新聞の記事で破綻した夕張市の市議会議員の声が載っておりそれは「お年寄りのための街づくりや、行政に市民の声を届けるのが議員の仕事と思っていた。。。」というものです。ですが、私はこのような意識こそが議員の意義を失わせているのだと思うのです。なぜならば、市民の声というのは基本的に「お願いや要望」です。それを行政がやると言うことは必ずお金がかかります。いうなれば行政を監視する役割の議員が率先して支出を促している場合が非常に多く、それでは財政が悪化するのは当然だと思うのです。

しかし、市民の声を無視するということではありません。届けると言うことは別の方法で行うべきなのです。それは事業の制度設計のゆがみを正すことなどであり、それは議員でなければできないことでもあります。

適切な例かわかりませんが、とても印象に残っている区民からの相談がありました。そのときのやり取りは
区民・「子どもを保育園に入れたいからなんとかしてください」

私・「それは口利きでありできない。また今の制度では議員が不正をして入れることなどできない」

区民・「知り合いでは議員に頼んで入ったといっている人がいる」

私・「ならばその議員に頼んでください。ただそれは本来入るべき人を押しのけてということになります。ずっと待っている方を無視して一番前に入ろうと言う行為と同じです」

区民・「じゃあどうすればいいのか。私は本当に困っている」

私・「その思いに答えていくためにも、誰もが心配なく保育園に入れるような制度を作るのが私の仕事です。政治は一日二日ではどうにもならない。だからこそ将来を見据え政治に関心を持っていただきたい。同じ苦しみを次につなげないために」

というものでした。

今日の議論を聞いていて、議員が真にやらなければならないこととは何か。それを改めて考えさせられました。限りある財源のなかでは、耳に聞こえのいい良い話ばかりできるはずがないのだから。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 議員活動 : にほんブログ村 政治ブログへ

この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/1038