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2007年02月26日
無駄のない制度としていくためには
今日の予算審議は子ども関係の経費がメインとなる児童青少年費とゴミや環境関連の経費である環境清掃費についての審議が行われました。
児童青少年費に関しては毎年の予算・決算の審議で必ず質問しているところで、今日は4月から始まる子ども医療費の事業について質問をしました。
この制度は中学校3年生まで所得制限無しで医療費(入院・通院)を無料とするもので、東京23区がこぞって4月に実施をする事業です。たしかに子どもの医療費が無料となるのは子育て家庭への経済的支援という面では望ましいことではあるのですが、一方で金持ち自治体である23区などに住んでいる人だけが恩恵を受けるというのは保険制度として望ましくないことから、本来ならば国が保険制度として行うことが望ましい事業だと思っています。
さて、いずれにしても練馬区が独自で年間約28億円の税金を投入して行う事業であることから、しっかりとした制度である必要があります。
そのことから、学校で怪我や病気をした際に支払われる災害救済給付金(区の税金ではなく、保険機関から支払われる)などとの関連をしっかりと整理しなければならないと思っています。理由としては、たとえば17年度で学校内での怪我や病気でおよそ3741万4604円が保険として日本スポーツ振興センター(保険機関)から支払われています。この保険は償還払いといういわゆる事後清算での給付となります。
一方で、子ども医療費が無料となると医療証を提示するだけで学校からの書類はなくてすみます。ここが重要なところで、医療証での治療だと書類などの手続きの手間がないため乱用されてしまう可能性があります。
いうなれば学校からの書類を持って医療を受けると保険機関が医療費を払ってくれ、医療証を提示すると練馬区が税金で医療費を払ってくれるという形になります。そして学校から書類をもらえる怪我でも医療証を使えば、本来練馬区の税金で支払わなくてもよい費用負担が発生することになります。こうした本来使うべき制度が、利便性の向上により使われなくなってしまうことは、大きな問題であり、この点を医療証を利用する方々にしっかりと伝えることが必要だといえますが、いまのところ具体策はあまりないというのが現状のようです。
手続きなどが簡単になることは、利用する側にとっては大変便利な物です。ですが、便利さを強調すればするほど、本来使わなくてはならない制度が置き去りになってしまう可能性があります。
なかなか分かりにくい内容となっていますが、税金を一円たりとも無駄にしないために避けては通れない課題だとも思っています。
投稿者 takao
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ご意見欄
野崎さん、鋭い指摘だと思います。結局、保育園・学校で起きた事故・病気の時はスポ振の保険を使い、家庭で起きた事故・病気は乳幼児医療証という使い分けですよね。
うちの娘も保育園(区立)で保育中に通院した時、乳幼児医療証を使わず、日本スポ振センターの保険を使いました。(保育課の指導により)
治療費は立て替えになり、後日申請し、立替分を受け取るという形でした。スポ振を使うと保護者の立替が発生すると思います。(長期通院の場合は少し大変かもしれません)
保育園は年度初めに、説明の書類が配布されます。
理想を言えば、立替しなくてもいいようにしてほしいです。(スポ振の保険を使うのだが、
医療証を出せば現金で支払わなくてすむシステム。つまりスポ振の保険金が区に入るようなシステム)
いずれにしても、わかりやすい説明が必要だと思います。
投稿者 アッキー : 2007年02月27日 23:05