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2007年02月20日
未来を見据えた経営とは
今日から19年度予算案に対する審議が始まりました。
初日は都区財政調整制度などの区財政についての審議です。
さて、練馬区の財政はどういう状況かというと全国の1800の市町村と比較すると間違いなく上位50番以内には入ります。その理由は市ではなく特別区という区であることが大きな理由でもあります。
しかし、そういった23区という枠組みに守られていたことが逆に将来的に財政を逼迫させるリスクを負っているといえます。
それは小中学校や出張所、保育園、図書館、体育館などの公共施設の数が600施設以上あり、今後平成36年までに最低で1800億円以上、さらに10年先まで考えれば3000億円近くの施設の改修・改築の経費がかかってくると言うことです。ちなみに練馬区の一年間のすべての予算が2000億円ということからみても改修・改築にかかるコストがいかに巨大な物かわかります。
そうした将来必ず必要になるお金をいまから積み立てていくのが基金(貯金)になるのですが、18年度末で施設の改修改築のための基金残高は175億円となっています。
そのことからまだまだ基金の残高が足りないことは明らかであり、税収が多いときこそ将来に備え基金を積み立てるべきというのが私の持論なのですが、そういった考え方は少数派なのだと常に感じています。
なぜなら、基金の必要性を語る議員は多くいます。しかし、一方で箱物建設やばら撒き福祉を要求すると言う矛盾した主張を行う議員がほとんどだからです。
そして、今日の審議でも(仮称)産業振興会館の早期建設をという質問がありましたが、この産業振興会館というのは練馬駅北口にひろがる広大な区の土地に建てる事を狙いとしているとも言われており、その容積率はふるさと文化館の10倍近くになるのではないかと想定できる大規模施設です。
基金を積み立てろと言う一方で産業振興会館のような何に使うか分からない大規模施設建設を推進する議会とそしていまの区長がどれだけ真剣に将来への負担への危機感を感じているのか私には疑問でなりません。
投稿者 takao
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