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2007年01月19日
何人もの尊い命による前進
今日の朝日新聞の一面で児童虐待を管轄する児童相談所の運営指針の見直し案が大きく報道され、今日行われた厚生労働省の会議で議論されました。
主な見直し案は
・被害児童を特定できる相談や情報はすべて「通告」として受理
・情報を受けて48時間以内に児童の安全確認・兄弟、姉妹がいる場合は、一時保護を含めた積極的な対応
・要保護児童対策地域協議会はすべての事例について「進行管理台帳」を作成
・児童相談所や同協議会による低規定名状況確認や対応策の見直し
となっています。その他にも子どもの安全確認は『直接目視する」ことが原則とされています。
この中で特に私の念願だった制度である下線を引いたレスポンスタイムの設定は、通告を先送りなどせずにどんな通告でも必ず何時間以内に調査することを義務づけたものです。(レスポンスタイムについては⇒http://www.nozakitakao.net/blog/2006/09/post_770.html)
さらに積極的に一時保護の実施などを検討するともされていますが課題もあります。たとえば児童養護施設に関していえば、児童を保護したくとも都内の施設の定員はすでにいっぱいであり、施設も場所によっては老朽化が激しく劣悪な環境であるところもあります。心の傷ついた子どもが少しづつその傷を癒す居場所にはまだまだ程遠いいのです。(児童養護施設の現状について⇒http://www.nozakitakao.net/mt/mt-search.cgi?IncludeBlogs=2&search=%E9%A4%8A%E8%AD%B7%E6%96%BD%E8%A8%AD)
養護施設に関しては(練馬区内に民間施設が2ヶ所)、施設の話を聞くたびに、お風呂やカラオケ、ビリヤードなどが無料で楽しめるお年寄りの福祉施設である敬老館などと比較してしまい、日本の社会保障における光と闇を痛感していますが、こうした問題にも今回の改革を気にスポットをあて、充実していかねばならないと思います。
いずれにしても国が大きく動き出したことで、都道府県や区市町村は「国で決まっているから出来ない」とはいえない状況になることから、練馬区では他の自治体の模範となるような体制を整備していきたいと個人的には思っています。
参考資料
2005年の全国の虐待相談件数3万4472件
・身体的虐待が1万4712件
・保護の怠慢・拒否(ネグレクト)が1万2911件
・心理的虐待が5797件
・性的虐待が1052件
練馬区における虐待相談件数の推移
15年度 144件
16年度 211件
17年度 275件
投稿者 takao
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