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2007年01月04日

必要な民間の力とは

民間と官(お役所)の違いというのは様々なところで言われています。

代表例としてはお役所仕事の効率化を進めるための民間活用だといえますが、この点では施設運営での民間委託ばかりが進められていますが、実際に民間の力が一番発揮できるのは事務部門なのではないかと思っています。

そんな中で今日は民間で新規事業を起こす際の事業計画書の作成のブレーンストーミング参加してきました。民間での事業計画には私自身が民間にいたときに何度も携わってきましたが、新規商品の販売についての新規事業計画に携わるのは初めてであり、また規模も数十億円規模の計画であったためこうした計画はお役所のサービスに形が近いと常々思っていたので良い勉強となりました。

実際にやってみると計画全体を見るとなるほどと思うものが多々あっても、実は事業企画の最初の入り口である、商品の市場と商品ターゲットのセグメント(分割すること。区分。部分。)の明確化が重要となります。簡単に言うと「誰に、何を、どうやって、売るのか」というイメージを徹底的に具体化・具現化していくことが成功への基本部分であり、事業計画を説明する際に説明相手が10秒で具体的にその現場のイメージを具現化できるものでなければならないということです。

これは本当に難しいことなのですが、多額の経費を投入して事業を行う以上、必要不可欠な部分であるとともに、ここを明確化・具体化していなければ「~だろう」という想像の範囲での事業スタートとなってしまうため事業リスクは高くなるといえます。

一方でお役所の事業を見ると、事業に投入する資金が自然に入ってくるお金という意識が依然として強く、事業のリスクとその成果を導き出すための具体像の明確化が弱いのがこれまでの行政サービスの肥大化を見ても弱い部分であるといえます。

そのことから民間の活力というのは効率的な施設運営という部分ではなく、事業を開始する際に投入する資金によるリターン(成果・住民満足度など)の具現化・明確化という事業計画立案という部分でこそ民間の力というのが発揮しやすい物なのではないかと思うのです。

いずれにしても行政に必要な民間の力とは何なのか。その答えのひとつが事務部門の意識と具体性のある計画の立案であるのではないかと改めて感じた一日となりました。

余談ですが、私も民間出身ですが、長く行政に携わっていると考え方が行政的になってしまうという弊害を感じたことからこうした機会に携わる重要性を強く感じたところです。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 行政改革 : にほんブログ村 政治ブログへ

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