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2006年12月19日

公約を果たすための努力

選挙に出る際に候補者はみな公約を掲げて立候補します。それは区民との約束という意味合いが強いはずなのですが、小泉前首相の「公約なんてたいしたことじゃない」発言の影響か、すっかり忘れてしまっている議員も多いようです。

その理由としては練馬区議会では議員(議員定数)は50人となっていますが、前回の選挙の際の各議員の公約を見ると、自民党の大ベテラン数人が議員の人数を「40人程度に」「10人減」「定数削減」とうたっています。その他にも民主党の議員も「定数削減」を公約にしていることから、残りの期間でぜひ実現しなければならないテーマのひとつでもあるはずです。

さて、練馬区議会の議員1人にかかる年間予算は経費を含めて1人約1500万円(4年で1人約6000万円)ほどです。最近では武蔵野市が30人から26人に削減を発表しましたが自治体の人口規模によって定数(法律上)は違うため練馬区と同じ定数(法律上)の江戸川区が44人へ、板橋区が46人へ削減しています。そのことから練馬区でも定数を削減するためにただ今戦略を練っているところです。

この議員の定数の削減については必ず「民意を広く汲み取るために減らすべきではない」という主張を聞きますが、私はそれは運営方法でいくらでもクリアできる問題だと思っています。これまで何度かお伝えしている北海道の栗山町の議会運営では、議会への市民参加を進め、市民が直接議会という場に参加できる機会を設けています。このことから、議員だけが民意を反映させるのではなく、市民が直接議会に参加できる仕組みにするほうが広く市民の意見を反映できる議会だといえます。また、議員の人数が多ければ、会議を開く日程調整の手間の増大や質問時間などの制限もかかることなどから、良いことはまったくありません。そのことからまずは4人減らして46人とするのが現実的だと個人的には思っています。

それにしても、4年で議員10人削減とは破綻した夕張市では可能でしょうがこうした実現不可能な数字を公約に掲げる姿勢には疑問を感じざるを得ません。

最近は来年に向けて立候補をしようとしている方々のビラを見ることも多くなりましたが、制度を調べもせずに実現不可能な公約ばかりを書いている勉強不足な方が多くて残念でなりません。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (1) : トラックバック (0) : 政治全般 : にほんブログ村 政治ブログへ

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ご意見欄

私は逆に、そんな実現不可能な公約に釣られる有権者が多いことが残念でなりません。某知事選にお笑いタレントが出るかと思えば練馬区議選にもテレビタレントが出るとか出ないとか。「有名人だから」とか「面白そう」とかそんなくだらない理由で投票している有権者が多いことを見透かしているのでしょう。
数十万の得票を集めたプロレスラーの国会議員は感情的な発言は撒き散らすが全く政策を語れません。数百万の得票を集めたお笑いタレント出身知事はセクハラで辞任しました。子どもは大人の鏡と言いますが、政治家は有権者の鏡です。愚かな政治家の背後には愚かな有権者がいるのです。数千単位の得票で当選できる区議選挙では結果は目に見えているかもしれませんが、それでも練馬区民に一分の良識があるということを信じたい・・・・

投稿者 毎日勉強 : 2006年12月20日 01:37