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2006年11月01日
頑張っていると思わせることと仕事ができるのは違うことなのですが・・・・
年末から来年の4月にかけておよそ全国の30%弱の自治体で選挙がありますが、こうした背景もあり、ここ数日、いろいろな方から選挙についてのアドバイスを求められることがあります。
なぜ、私にアドバイスを?というのは少々疑問に思われるかもしれませんが市区議会議員の選挙でもその準備から選挙までで数百万円をかけるのはざらで、安い人でも100万円、高い人では1000万円近くかけている人もいます。ちなみに私は26万円だったのが大きいのかなと思っています。
本題に入る前になぜそんなに多額の金がかかるのかといえば、たとえば町中にぺたぺた張ってある名前と顔しか映っていないポスターは耐水加工でシール代も含めれば一枚500円前後はかかります。仮にこれを1000枚とすれば50万円かかります。そのほかにもビラ代、事務所の家賃、でっかい看板、電話代、人件費などなどがありますが、これらビラ以外はすべてに関して私は行っておらず、逆に何を伝えたいかということで情報発信の手法は変わってくるはずだと思っています。
そして何よりも私が疑問なのは、確かにポスター等のイメージ戦略も地域や戦略によって必要になってくるかもしれません。しかし、大切なのはポスターでただ名前を売ることではなく、ビジョンと政策を伝え、その結果名前を覚えてもらうことなのではないでしょうか?。少なからず政策やビジョンを載せることは必要最低限だと思うのですが、ここには公職選挙法の関係で実施は難しい部分はありますが大切なのはやり方だと思うのです。
私が政治活動ポスターに否定的なのは、現職や政党所属の候補しか張れず無所属はできないという不公平さもさることながら、選挙に金がかかるといわれている原因のひとつでもあるからです。大きさや何枚張るかによりますが、雨にぬれても大丈夫な紙を使い、両面テープを使うポスターのコストはとても大きなものです。公職選挙法の本来の趣旨は金の力を平等にするという狙いもありますが、それが実現していないのは、やはり政策という知恵とビジョンで勝負できる選挙となっていないからだと思うのです。そのような選挙風土を作っていくことそれが私は何よりも大切だと考えています。
いずれにしても有権者に対して名前と顔さえ売れて当選さえすれば良い、というのはそれこそ有権者が投票する材料を提供するという政治家として最低限の使命すら行えていないと思えてなりません。それでいて投票に行かない有権者が悪いという政治家もいますが選択する材料を十分に提供していない、さらに政治家自身が有権者に届くように発信していないのでは今風に言えば「逆ギレ」もいいところだと思うのです。
今の日本の選挙制度や選挙を見ていると、本当に有権者に政策を伝えたいと真剣に考えている選挙が行われているとはとても思えません。それを変えていくためにも議会の中での活動で議員が評価されるよう議会の情報公開を進め、本来の活動の実態を有権者が見れるようにする仕組みを作らねばならないと強く思っています。
※参考:政治活動用ポスターは街の美化や環境に配慮して台東区議会が自粛を決めていますが、23区で見ても台東区を含めておよそ10区の区議会が自粛を決めています。
投稿者 takao
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