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2006年09月12日

委託に伴う財政効果は??その1

今日行われた企画総務委員会で、練馬区が平成16年9月に策定した「委託化・民営化方針」による財政効果の報告が行われました。

報告では平成15年度~18人度に委託化を図った施設は
①管理委託から指定管理者制度へ移行した施設 116施設(委託手法の変更)
②施設開設時に指定管理者制度を適用した施設 6施設
③直営から指定管理者制度へ移行した施設 12施設
④施設開設時に業務委託した施設 3施設
⑤直営から業務委託へ移行したした施設 5施設
⑥管理運営業務や窓口業務などへ委託を拡大した施設 16施設
の計158施設となっています。

ここで注意しなければならないのは、新規に民間を活用した施設と従来から民間に委託した施設の委託手法の変換という2種類があるということです。
上記の視点から見ると、新規に民間の力を活用した施設は②と③と④と⑤と⑥になります。この施設の合計数は42施設となります。
管理委託という制度から指定管理者制度に移行というのはすでに民間の力を活用していたという点では、他の施設と違い民間の力を発揮しやすい環境がどのように作られ活用されたかを検証しなければなりません。

また、委託によるサービスの拡大という面では
・開館日・時間を拡大した施設 33施設
・新規サービス・事業を実施した施設 12施設
・サービス・事業を拡充したした施設 93施設
となっています。
このデータも切り口によってはさまざまな見方ができるもので、サービスが拡大した=区民の利便性が高まったということを実証するためには、利用者の声を調査し、サービスを拡大したから区民サービスが向上しただろうというのではなく、確実なデータを元に調査しなければ今後の更なる改善につなげるのは難しくなってしまいます。

いずれにしても、定めた計画を着実に進めているという点では優れた事務の履行が行われているといえます。しかし、それは計画を行いましたというアウトプットの結果であって大切なのは結果による成果となります。簡単に言うと事業を行ったことで利用者の満足感がどれだけ高まったかということであり、計画通りに事業が行われ終了ではないといえます。このような観点からの検証はそれこそ議会・議員の仕事そのものだといえます。

明日は、財政効果などの報告の分析を引き続きお伝えしたいと思います。

投稿者 takao : この記事へのご意見 (2) : トラックバック (0) : 行政改革 : にほんブログ村 政治ブログへ

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ご意見欄

練馬区が「計画通りに進めました」ということは認めます。でも、無理に進めた委託民営化も
あると思います。私は子どもが保育園児なので、保育園の委託化はずっと気になっています。委託化された光が丘第八保育園では、いまでも保育士の退職が続いているそうです。委託化初代園長も途中で退職しています。子どもへの影響についても検証がされていません。それでも区は「計画どおり進めました」と涼しい顔しています。委託された保育園の情報も区からはありません。個別協議会議事録の公表も、ものすごく遅れています。保育園委託民営化全体協議会というのも、その後どうなったか全然報告ありません。(この協議会の開催には、区は力を入れていた)やめるならやめるで、きちんと言ってほしい。保護者に招集かけておいて、それっきりっていうのは、おかしいと思います。おかしくても進めてしまい、「はい、やりました」というのは、絶対やめていただきたいです。

投稿者 アッキー : 2006年09月13日 22:56

アッキーさん

いつも貴重なご意見ありがとうございます。現在開会している定例会では17年度決算の審議を行っていますが、アッキーさんのおっしゃることは政治・行政の説明責任が問われる中で非常に重要なことだと思います。

そして、政治や行政が行う計画は、あくまでも税金を有効に活用し区民の利益を最大限に進めることが目的であり、ただ策定した計画を粛々と進めることが目的ではありません。そのことから計画というのは時に見直しをする決断も状況によっては当然であり、そうした勇気を持つこともこれからの政治・行政には欠かせないものであると思っています。

来年には練馬区長選挙・練馬区議会議員選挙があります。今のような政治・行政を変えていくためにも私たち1人ひとりができることを一歩一歩行い変えて行きましょう。

投稿者 野崎たかお : 2006年10月01日 21:54