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2006年07月26日

まちに溢れるポスターで何を伝えたいのか・・・

来年の4月に統一地方選挙が行われることとなっています。統一地方選挙とは全国で同時に地方議員などの選挙が行われることの総称ですが、選挙まで残り8ヶ月となり、ここ1ヶ月ほどで他の自治体で立候補を検討している方々からアドバイスを求められることが増えてきました。

なぜ、私のアドバイスを求めるのかは選挙の手法が名前の連呼はせずに政策を重点的に訴える独特のスタイルだったことが影響しているようですが、必ず相談されるのが「ポスターは張ったほうが良いですか?」ということです。

確かに練馬区内でも選挙のポスターと思われるものが増えてきていますが、私はポスターについてアドバイスを求められたときに逆に「よく張ってあるポスターから何が読み取れるのですか?」と問い返すことにしています。

その答えは「名前と性別と年齢」という内容が多いのですが、次に私は「ではそのポスターを見て政治をどのようにしたいかわかりますか?」と問うと、「わからない」と答えが返ってきます。

ここまで来ると相談される方々も私は「必要ない」と思っていることをわかってくれます。要は大切なのは多額の費用を使ってただ名前を覚えてもらうことではなく、「政治にどのように取り組む○○さん」と知ってもらうことだと私は考えています。

そしてしっかりと政策を知ってもらい当選するのと、ただイメージで当選したのでは、当選後の仕事のやり方にも大きく影響を及ぼします。いうなれば、イメージで都合よく解釈している人が多いと、そのイメージギャップが鮮明になったときにそれはそれで大変な説明をしなければならなくなるからです。いうなれば選挙で当選後の仕事のスタイルが決まってしまうといっても言い過ぎではないかもしれません。

ここ数年、マニフェストなどの影響もあり投票は政策を見てから決めるという有権者が確実に増えています。一方で政治に長く携わる人たちの間では今でも「政策では選挙は勝てない」という言葉をよく耳にします。

さて、どのような手法が有権者を信じ誠実に取り組む選挙であるのか、そのことを考えていけば選挙に向けて必要なことが何なのかは必ず見えてくるはずだと私は思っています。

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ご意見欄

いつも拝見しています。
<そしてしっかりと政策を知ってもらい当選するのと、ただイメージで当選したのでは、当選後の仕事のやり方にも大きく影響を及ぼします。>
おっしゃることも分かりますが、ゼロからの挑戦者が何の支援も受けずに挑戦するには、ポスター等を使ったイメージ戦略も大切だと思います。よい政策や想いを持っていても選挙は通らないことには実質的な意味はありません。パフォーマンスのみの候補者ならいざしらず、熱い想い・ビジョンを持つ若いチャレンジャーを私は知っています。彼はポスターをトコトン利用しています。反面、ゼロから出発の彼にポスターを張ってくれる支援者がいるということでもあります。日本の民主主義はまだまだ成熟していません。野崎さんがおっしゃることを実現する為にも、まずはそういった想いを持つ(こういったタイプは大体ゼロからの出発)方々が政治の表舞台に立つことが大切であり、おっしゃることはその後の論議だと私は思いました。
出すぎた意見申し訳ありませんでした。

投稿者 小栗 : 2006年07月28日 11:35

小栗様

貴重なご意見ありがとうございます。確かにポスター等のイメージ戦略も地域や戦略によって必要になってくるかもしれません。どのような形であれ結果を出すためにあらゆる知恵と方法を使い、そして自分にあった形で展開できることが一番だと思います。大切なのはポスターでもそのポスターで何を訴えたいかだと思うのです。それは名前と顔だけなのでしょうか?少なからず政策やビジョンを載せることが必要なのではないでしょうか?ここには公職選挙法の関係で実施は難しい部分はありますが大切なのはやり方だと思います。

そして私が事前ポスターに否定的なのは、選挙に金がかかるといわれている原因のひとつでもあるからです。大きさや何枚張るかによりますが、雨にぬれても大丈夫な紙を使い、両面テープを使うポスターのコストはとても大きなものです。公職選挙法の本来の趣旨は金の力を平等にするという狙いもありますが、それが実現していないのは、やはり政策という知恵とビジョンで勝負できる選挙となっていないからだと思うのです。そのような選挙風土を作っていくことそれが私は何よりも大切だと考えています。

ですが、これはひとつの考えなのでこれからも知恵を出し合いながらもっともっと有権者にとっても候補者にとってもベストな方法を力を合わせて考えていきましょう。

ありがとうございました。

投稿者 野崎たかお : 2006年08月13日 23:38