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2006年07月03日

自治基本条例を考える区民懇談会の提言がまとまりました

昨年6月から一年以上にわたり議論が行われてきた(仮称)練馬区自治基本条例を考える区民懇談会が今日、提言を提出し終了しました。

この区民懇談会は、15回の会議とは別に起草部会が2月からで17回の会議を行うなど積極的な取り組みが行われてきた区民懇談会ですが、最初のころは、メンバー構成が公募区民、行政推薦の委員が半々程度で年代もばらばらで問題意識や地域への関わり方、考え方などもだいぶ違うバックグラウンドを持った個性的なメンバー構成だったため、平行線の議論となってしまったこともありました。

しかし、回を重ねるにつれ、お互いの良いところを認め合い「自分たちの暮らす町を自分たちでよくしていこう」という共通のビジョンの具現化へ向けて積極的な議論というより討議を行いながらまとまったものが今日の提言となります。

ですが、自治基本条例の役割と意義を考えれば、まだまだ課題も多くあります。最終日の今日も委員から「1人でも多くの区民に自治基本y条例を知ってもらうために、ただの情報発信ではなく、受信できる情報発信を積極的におこなう必要がある」と活発な意見が多く出ていました。

今後はまずは、7月29、30日の2日間で2度のシンポジウムを開催する予定となっており、パネリストには学識経験者だけではなく公募区民の委員、行政推薦の委員が参加することとなっています。シンポジウムという形式上、ワークショップは難しいかもしれませんが、懇談会のように議論を大切にしたシンポジウムとなることを期待しています。ぜひみなさま参加しましょう!

さて、提言がでたことで、次は議会での審議にバトンが移ってくるわけですが、ただ理事者から説明を受けて、質問するという従来の形の審議では、自治基本条例の性格から言ってもなじむものではありません。そのことから、まずは、議会への市民参加を自治基本条例の審議で実現するべく、区民懇談会の委員を参考人として委員会への出席することを実現できるよう、次の委員会で提案していきたいと考えています。

ただ、練馬区議会では参考人制度は前例がないらしく、大きな抵抗にあうかもしれませんが、前例がなければ作ればよいだけであり、自治基本条例の審議で前例ができるのであれば、それこそふさわしい前例のでき方なのではないでしょうか?

いずれにしても、区民懇談会の議論に恥じない、議論を区議会でしていかねばならないのは間違いありません。

(仮称)自治基本条例を考える区民懇談会ホームページ

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ご意見欄

(仮称)練馬区自治基本条例を考える区民懇談会をやっておりました、高桑でございます。
遅まきながら、今朝、シンポジウムに向けた準備を検討している中、野崎さんのブログを拝読しまして、改めまして、区議に、野崎さんのような方がおられることを、素晴らしいと感じ入った次第であります。
私の場合、勤務地は千代田区のため、業務都合もありまして、起草部会には参加できませんでしたが、練馬区民として、じっくり考える、大変いい機会を頂いたと考えております。
議論を大切にした、受信できる情報発信を積極的に行なえるよう、気合をかまして参りたいと考えている次第であります。
宜しく御願い申し上げます。

投稿者 高桑 力也 : 2006年07月12日 07:24

高桑様 

貴重のご意見ありがとうございます。懇談会の議論は、はじめは様々な立場の方々の主張がぶつかり合い、とてもお互いが理解しあうのは難しいのでは?と感じられるものでしたが、回を重ねるにつれお互いを理解しあいながら、地域のためにできることを模索し、提言をまとめたプロセスは素晴らしいものだと思います。

また、働き盛りの世代の人は区外に働きに出てしまうことが多いため、どうしても地元で働き暮らす方々と意見が対立してしまうことがありますが、接点を持ち議論しあうことで分かり合えることができることを実証したのは大きいことだと思います。

とかく政治家は日中に区内に暮らす方々に営業(支持者周り)をしてしまうため、政策にも働き盛りの世代の声は反映されずらいのが今の政治ですが、こうした接点を大切に様々な立場そして世代の方々がネットワークを築ける仕組みが自治基本条例の理念となればと思ってもいます。

シンポジウムの企画も大変だと思いますが、応援していますので頑張ってください。

今後も活発に意見交換をしていきましょう。

投稿者 野崎たかお : 2006年07月12日 23:50

 懇談会委員と起草部会員を務めさせて頂きました長谷川と申します。懇談会15回、起草部会18回を経て、ようやく提言がなんとまりました。正直、たいへんな作業でした。
 これは私個人の意見ですが、今回の提言にはまだまだたくさんの課題が含まれていると思います。今、練馬にある様々な課題を研究・精査し、「ではどうすればよいか」という具体的方法を見つけるには、そして、区民が本当に共感できる「練馬の自治の未来像」を見いだすには、まだまだ時間が足りなかった、まだまだ区民パワーが足りなかった、それが実感です。
 「めざせ!○○大学合格!」といくら勉強部屋に貼り紙をしても、勉強しなきゃ絶対合格しません。基本条例はこの「貼り紙」だと私は考えます。規範や目標はそれが遵守、実現されなければ意味が無く、特に区民がその権利を行使し、責務を全うしてこそ、条例の意味は存在するものと思います。また、ひとりひとりの区民、区の職員、議員にそれを目指そうとする「思い」がなければ、これはなかなかむずかしいと思うのです。
 この提言の内容は、(仮称)練馬区自治基本条例を考える区民懇談会に参加した区民の思いの「最大公約数」であると思います。しかも決められた期間内にまとめたものであります。これに、いかにさらに多くの区民の思い、区の思い、議員の思いが被さって行くか、によって、具体的な実践が伴う、伴えるものになるか、誰もが共感できるものになるかってゆくかが決まってくる。そう私には思えてなりません。
 本当は、区民だけでなく区と議員、そして区長の思いもいっしょに語り合える場から、条例の源泉が沸いて出る形がよかったな、と思うところではあるのですが。今更ではあります。
 とにかく、シンポジウムやパブリックコメント、答申を受けての区での検討、議会での審議を経て、様々な思いが付加され、それが誰もが共感できるものになるよう、願って止みません。
 今後も、この提言「基本条例の赤ちゃん」が健やかに、個性豊かに育って行く様子を見守りたいです。懇談会は答申をもって解散しましたが、私たちにもたまには少し「子育て」のお手伝いをさせてもらいたいな、などと思っています。

投稿者 長谷川 : 2006年07月18日 11:03