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2006年05月24日
結果を導いた努力を伝えていく大切さ
数年前は予算組みさえできないほど危機的な経営状況に陥っていた練馬区社会福祉事業団ですが本日行われた評議会では17年度決算の報告が行われ昨年度に続き黒字となりました。
このいわゆる外郭団体の黒字というと区からの補助金に依存しているのではと考えるのが普通でしょうが練馬区社会福祉事業団は区からの事業費などの補助金はすべてカットされています。また、今年度からは本部の幹部職員すべてがプロパーいわゆる生え抜きの職員が担うようにもなり名実ともに完全民営化に着実に近づいているといえます。正直なところ外郭団体でここまで自立に向けた改革を実現しているところは少数であり、その意味でとても素晴らしい成果を挙げてきているといえます。外郭団体というとそこで働く職員も公務員批判と同様に見られることも多いのですが、しかし、外郭団体というのはもともと区の政策的なもので設置されその運営は事実上区が担ってきているのが普通であり、実は外郭団体で正規採用された職員自身には経営的な責任は私は少ないと思っています。そして結局は赤字の負担を最終的に担うのは残された団体の職員であり、地方公務員法が適用されない団体の職員は区の職員と同等に近かった待遇などはすべて見直しをするなどして、経費削減や効率化を進め今に至っているわけです。
そして、ここまで至る過程には職員の困難を乗り越える血のにじむような努力があったわけで、なぜ今の形の運営にいたったかということを正確に記録に残し伝えていかねばならないとならないと思うのです。なぜなら、これから新たに事業団を職場として働く方々は、入社した時点での職場環境が当たり前のものであると感じるのは当然なのですが、そのような職場環境にいたるまでのプロセスを知るのと知らないのでは仕事に対するモチベーションも大きく異なってくるからです。そのことから今後事業団にはどのように改革を進め、現在の形を実現したのかを記録としてまとめ記憶を引き継いでいってもらいたいと期待してます。
練馬区社会福祉事業団のホームページを見ると「Eメール介護なんでも相談所」を設置しているなど貪欲にサービスの拡充を進めている姿を見ることができます。事業団の改革を見ると、事業団の親だった練馬区は東京23区という枠の中で財政的にも守られている分、真に必要な行政サービスを見極めたうえでの真の改革が進んでいないと思えてなりません。
明日は先日横浜地裁ででた横浜市立保育所民営化訴訟の判決文が手に入ったのでじっくり検証し今後の練馬区の問題への対応を考え報告する予定です。
投稿者 takao
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