「今日のひとこと」トップページ
前の記事:巧妙な汚職の構図
次の記事:結果を導いた努力を伝えていく大切さ
2006年05月23日
増え続ける児童虐待の相談・・・・・
今日行われた健康福祉委員会では前回の委員会で継続審議となった「国の児童扶養手当制度の見直しによる、減額率を緩和するよう国に求める陳情」が冒頭で全会一致で採択となりました。
さて、今日は子ども関係の報告が多くなされました。まず一つ目に練馬区内での児童虐待相談件数の推移が報告され住民相談・通報によるものが15年54件、16年67件、17年88件となっており、学校や保健相談所・福祉事務所・児童委員などの関係機関からの相談が15年90件、16年144件、17年187件となっています。合計すると15年144件、16年211件、17年275件と児童虐待に関する相談は3年間でおよそ2倍となっていることがわかります。
そして児童虐待防止の取り組みである関係機関が連携したネットワーク会議も昨年は116回の会議が開催されるなど、児童虐待が社会的な問題となっていることを浮き彫りになっています。特に最近、相談やケースで多いのはいわゆるネグレクト(育児放棄)だということですが、親が子どもの育児を放棄する背景には就業環境や生活環境、家庭環境など様々要因が複雑に絡み合っている問題でもあり根が深い問題でもあります。
いずれにしても、この問題に関しては子ども家庭支援センターを中心とした関係機関とのネットワークにより迅速に対応していかねばならないのですが、子ども家庭支援センターは区内4箇所の設置計画のうちまだ練馬の一箇所しか整備されておらず優先的に取り組まなければならない課題ともいえます。その他にも連携の際にたらい回しにならないよう「レスポンスタイム」の設定や保護や何かしらの対応が必要な子どもの中にはお風呂にずっと入っていない子や食事をまともにしていない子もいることからそのような子どもたちに十分な対応ができる環境の整備、特にお風呂は隠れたニーズでもあるらしく、予算がないのならば今ある区の施設、たとえば敬老館などに設置されているお風呂を有効に活用するなどの連携を強めて行かねばならないと考えています。また、虐待の相談員は専門的であることはもとより心身ともに過酷な労働でもあり、今後施設を増やす際のことも織り込んだ人材の育成や職場環境の整備など課題は山積みであるといえます。
今日はまだまだ重要な報告があったのですが、まず練馬区の母子健康手帳が改訂されました。練馬区の母子健康手帳は内容的にも他の自治体に誇れる事業の一つなのですが、今回の改定では内容がさらに充実し表紙には練馬区にゆかりのある「いわさきちひろ氏」の絵が使われています。さらに父子健康手帳も同時に配布されることになりました。父子健康手帳に関しては以前一般質問もしたこともあるのですが、今回は出版社の発行しているもので区が現場から得た知識を元に編集したものではありませんが配布をスタートすることはとてもすばらしいことであり、今後さらに発展した内容になることを期待しています。
![]()
また、昨日横浜地裁で横浜市の保育園の民営化の是非を問う裁判で、手続きに問題があったとして賠償を認める判決がでたことについて、若干の質問が出ましたが、この判決は確かで画期的であるものの新聞報道だけでは経緯と詳しい判決の内容がわからないため、判決文の全文を資料として委員会に提出するように求めました。個人で手に入れようと思えば手に入るのですが、その場合私個人のみの資料となってしまうことから、委員会の資料として配布されることになれば委員全員が目を通すことになることからもあえて資料請求をしたところです。
※参考 東京新聞
判決要旨 徳島新聞
この続きはまた明日に詳しくお伝えしたいと思います。
投稿者 takao
: トラックバック (0)
: 子育て・教育
:
この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/699