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2006年05月04日

行政でなければできないこと・・・・

明日は「こどもの日」ですがゴールデンウィークには毎年行政主催の子ども関係の催しが多く開かれます。そのなかでも「東京都児童会館」では、毎年東京子ども大会が開催(3~5日)されており、ゴールデンウィーク期間中だけで8000人近くの親子連れが訪れるといいます。

そのことから一度は見ておきたい施設であったので実際にその活動を今日は見てきました。
この東京児童会館は地下一階から五階までのすべてが子どものためのフロアとなっており屋上もインラインスケートや一輪車、竹馬などで遊べるスペースとなっています。そして各フロアーでは工作や読み聞かせ会、音楽・造形などなど多くのフロアでイベントが行われており、そこはまるで子どものお城という感じをうけました。通常期間中でも各フロアでは遊びや学びごとにフロア別になり自由に使えるという点でもすばらしい施設だと感じたところです。

なぜならば最近の新規公共施設ではITなどを多用し技術力はものすごいものがあるのですがどこか違和感があり、児童会館からは人と人とのふれあいと温かみを感じることができたのが印象の違いだったといえます。

一方で東京都では福祉保健・教育・警察が連携して子どもと家庭を総合的に支援する体制整備をすることを目的に「子ども家庭総合センター(仮称)基本構想」が進められており、そのなかに児童会館も含まれているようです。ですが、子どもに関する施設の一体化・総合化は必要だとしてもこれまでの積み重ねや歴史を鑑みると一概にまとめていいものかというのが正直な感想です。この構想については児童相談所機能も含まれていることから今後じっくりと研究しなければならないとも思っています。

また、福祉施設に関して多くの施設で指定管理者制度の導入や民間委託が進められていますが、それは施設の性格や中身を個別に見て直営か委託かを判断するべきであり、その点からみると児童会館の役割や多様な機能などをよくよく見てみると、ひとつの民間事業者ではカバーできないほどの中身があり、行政でなければここまで築きあげてくるのは難しかっただろうと強く思ったところです。中坊公平氏の言葉に

「現場というのはすべてに共通する。科学者もそうなら、商売もそう。どんな人であっても、現場の持っている力というのは無限大なんです。警察の捜査でも現場百遍と言う。もう一遍は殺人の現場へ行けというわけでしょう。現場が持っている威力というのはものすごいものなんです。まさに人間にとってのいけるための知恵であり、万能薬なんですね」

というのがありますが、今日はその言葉の意味を改めて感じ、区内施設の現場を知ることへの努力不足を痛感もした次第です。

いずれにしても、都内唯一の公立大型児童館を利用しないでいるのはもったいないといえることからぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

「東京都児童会館」
●最寄り駅 渋谷駅東口から徒歩7分
●開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時45分まで)
  7月・8月は午前9時~午後6時(入館は午後5時45分まで)
●ご利用できる方 0歳以上の親子から18歳以下の方まで
●入館料  無料

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