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2006年04月05日
子育て支援充実の裏で・・・・
厚生労働省の児童虐待の検証をおこなう検証委員会の調査が明らかになり、2004年に児童虐待で死亡した53例のうち、3分の2に当たる35例は事前に児童相談所や市町村、病院といった関係機関が相談を受けるなど何かしらの形でかかわり、そのうち12例は関係機関が「死を防げた」と考えていることがわかりました。
53例のうち5例は兄弟二人が同時に亡くなっており、死亡した子どもは計58人となっています。そして虐待を行った加害者の範囲を見ると実母が31人、実父が13人で死因は、身体的虐待が49人、社内に放置して熱中症になるなどした養育放棄が7人となっています。
さらに死亡した年齢を見ると、ショッキングな事実が明らかになります。それは、生後一ヶ月未満の死亡が8人でうち7人は妊娠の届出をせずに出産から数日以内に母親が殺害しています。
国や自治体は少子化対策のもと子育て支援に力を入れていますが、児童虐待を防止する手立てについては、すこしづつ充実しているものの、そのスピードはとても遅いのが実情です。
少子化対策で子どもを生むことを奨励する一方で、生まれた命が失われていっている状況は早急に改善しなければならないことであり、子どもをめぐる事件が多発し悲しくなるようなニュースが頻繁に報道されるような今の社会環境をかえなければ、安心して子育てをできる社会への信頼は高まっていかないのではと思えてなりません。
投稿者 takao
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