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2006年01月16日

学校の多様化は良いことかもしれませんが・・・

愛知県でトヨタ自動車やJR東海、中部電力など地元の企業が中心となって設立した中高一貫校「海陽中等教育学校(仮称)」の初めての入試が行われ倍率が4.4倍となったようです。

この学校は 将来の日本を牽引する人材の育成を目標にしたいわゆるエリート養成学校で、それも民間企業が中心となってエリート養成を担う新しい形で設立された学校です。それは昨今叫ばれている「学力低下」の問題に付随する「ゆとり教育」とは確実に目的が違う学校でもあります。

その学校の初めての入試で定員120名に対し述べ920名もの受験生が集まったことは、学力重視の学校を望む家庭が多いことの裏返しとも考えられます。

一方、公立を見てみると公立でも中高一貫校などを設立する動きもありますが、練馬区の学校選択制の結果を見るといわゆる有名高校への進学率が高い公立中学校への希望が多い傾向も読み取れると共に、私立中学校への進学率も高くなってきているといえます。

しかし、教育ということを考えると、エリート養成のような学力重視だけの学校が良いわけではありません。ですが、今の公立学校のままで良いということも決してなく、公立もただ教える教育(与える)から学ぶ教育(育てる)へ変わっていかねばならないといえます。

学歴社会が崩壊したとされていますが、現実には大学全入時代となり、昔の大卒は今では大学院卒というような環境になり始め、学歴社会は崩壊どころか、よりエスカレートしているというのが実態であり、今子どもを持つ保護者は実社会でそのことを強く感じているがゆえに学力低下に不安を抱えているのではないでしょうか。

お金がなければ学力重視の学校に行けない社会。昨今は東大の学生が裕福な家庭の出身者が一番多いというデータもありますが、そのような教育環境にだけはなってはならないのだと最近強く感じています。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 子育て・教育 : にほんブログ村 政治ブログへ

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