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2005年12月12日
原因不明のままでは終われない
本日の健康福祉委員会にて開進第三小学校で11月22日に発生した集団嘔吐等の調査結果がほうこくされました。
報告では給食そのものからノロウイルスが検出されていないことや栄養士や調理員に症状がなく検便からもノロウイルスが検出されていないこと。さらに児童と教職員の発症率にバラツキがあり、食中毒ではない可能性を示しているとした上で、給食を高齢者配食サービスとして受給している高齢者の検便から児童と同じ遺伝子パターンのノロウイルスが検出されているとしています。その結果として給食が感染源であることを完全には否定できないが、総合的に校舎内における感染の可能性が濃厚と結論付けています。
また、感染経路についても特定はできず、何らかの原因で外部から学校内にノロウイルスが持ち込まれ、集団感染性胃腸炎の発生に至ったとされています。
この調査結果を見るかぎり、給食が原因ではないが感染経路は「分からない」とされているわけでこれでは、多額の費用を使って調査した成果が見られず、このまま原因不明として幕引きになってしまいます。
ノロウイルスの感染では食という原因以外の場合確かに感染源を突き止めるのは技術的に難しいのかもしれません。しかし、調査の結果なにも「わからない」で終わってしまっては、学校に通う児童や保護者の不安を拭い去ることはできません。
感染経路が判明しなくても、調査の結果、同じ事態が発生しないためには何が必要で、どのような対策を行ったかが明確に示されなければならないのです。このことに関しては本日の報告では明確に聞くことができませんでしたが、集団嘔吐が発生したという事実を重く受け止め、同じような事態を起きないための措置が明確になされるまで、この問題は終わりにはできない問題です。
一方で別の視点から見ても、今回の調査についてはかなりの額の調査費用が支出されています。しかし、税金である予算を使い調査を行い「分かりませんでした」というのが果たして許されることなのか大きな疑問があります。それは調査のための予算を節減するというのではなく、予算を使うのならば徹底的に調査を行い原因を究明するといったことが本来必要であり、そのような税金の使い道こそが望ましい支出であるのではないかと思えてなりません。
投稿者 takao
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