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2005年12月01日

一般質問一日目

今日の一般質問では、社会問題と化している耐震強度偽装問題についての質問がいくつか行われました。

耐震強度偽装問題は販売会社や千葉県の建築士、建築確認を行う民間検査機関及び行政の建築確認など関係するすべての担当機関に各々独自の問題を抱えており建築確認という性善説にたった審査が機能していないという構造的な問題も深刻な状況にあることが明らかになっています。

そのような状況から、不安に感じる区民から練馬区にもいくつか問い合わせなどが来ているようですが、これだけ大きな問題に発展した社会問題であることから誰もが不安を持つのは当然のことと言えます。

さて、今日の質問では問題となっている千葉県の建築士が設計した建物が区内にあるのかという質問に対し「2件」あるということでした。そして、調査の結果、その2件については耐震強度の偽造は行われていないという答弁が行われたことは、区内で不安を感じている区民に対し一種の安全宣言的な効果があったのではないかと思います。

しかし、議員が質問を行い「練馬区には問題の建物はない」ということが明らかになるというのは質問としてはよいものなのかもしれませんが、昨日の「今日のひとこと」にも書いたように、区民が安心感を持つということはどのようなことなのかということを行政が認識しているとは思えないというのは残念でなりません。

もちろん、「問題を起こした建築士の物件が練馬区内にあるが調査の結果問題がない」ということを区が発表すれば、意図とは逆に区民にあらぬ不安を与えてしまうという逆のアナウンス効果が発生してしまうことがないとも言い切れません。しかし、そのような状況になるときは大体が後手後手に対応がされたときであり、先手先手の対応を行政が行うことで、明確な意図が住民に伝わり、それは暮らしの安心感にもつながることであるといえます。

昨年の中越地震の際に練馬区は避難している方々が情報を常に知る必要があるとして情報紙の作成などの体制整備や実施などの援助を行いました。それは、情報がなく不安な日々をすごしていた地元住民の方々にとってとても喜ばれた援助でもありました。昨今の練馬区の対応を見ていると、そのような経験から得た危機管理の技術が区政で生かされているとは思えず残念でなりません。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 議員活動 : にほんブログ村 政治ブログへ

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