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2005年09月22日

所信表明を聞いて

本日から第三回定例会が開会いたしました。初日の今日は「区長の所信表明」が行われましたが、所信表明を聞き思うところがあります。

今社会問題となっているアスベストに関してですが、練馬区は国に先駆け2年前から積極的に除去に取り組んできています。そのことからマスコミでも先進自治体として多く取り上げられ今日もテレビの取材が行われました。そして、所信表明でも今後も除去に力を入れていく旨が示されたことは望ましいことです。

しかしながら、練馬区の先進的なアスベスト除去が区が率先して行ってきたのかというとそうではありません。練馬区でアスベスト問題が発生した当時、区は国の基準に沿っているとして消極的な姿勢でした。そんななか、ある小学校のお母さん方が有志として立ち上がりアスベストの危険性を強く訴え始めたのです。当時の議会の議事録を読めば分かることですがその過程では、アスベストの危険性を訴えている活動について「不安を煽っている」などの否定的な発言もあり、立ち上がったお母さん方には小学校の校長先生などから「騒がないでくれ」といった圧力も随分ありました。そして、アスベストの危険性を訴え続けていたお母さん方は一時は不安を煽る一部の保護者として辛い状況に追い込まれてもいました。

そんななか、丁度総選挙が始まるタイミングになって、区はこれまでの方針を撤回し区立施設のアスベストの除去を行うことを決めたのです。

どのような経緯にしろ結果的にアスベスト対策が率先して行われたことから、それはよしとするべき物であることは間違いありません。

ですが、多くの皆さまに知っておいてもらいたいことは練馬区のアスベスト対策は区が自ら問題意識を持ち率先して行ったのではなく、問題意識を持ったお母さん方が苦しみながらも行動して区を動かしたという事実です。

アスベスト対策を実現しましたと誰が言おうとそれは構わないことですが、マスコミなどで、もてはやされ気味の練馬区のアスベスト除去対策が実現する過程には多くの苦難があったことを忘れてはならないと強く思います。

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http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/members/NEWS/20051020/125482/ だんだんエスカレートしていますが... [続きを読む]

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