「今日のひとこと」トップページ
前の記事:行政の施策は誰のために行うのか
次の記事:議会人事一日目
2005年07月12日
保育園の民間委託の行方
11日、光が丘第8保育園の民家委託事業者を選定する選定委員会のメンバーが記者会見を行いましたが、12日練馬区も「現状の説明」という記者会見を開くなど混乱の様相を強めています。
12日の記者会見で練馬区は今年9月の委託を実施するために「区の責任で選定を行う」という姿勢を明確にしましたが、ここで重要なのは9月に委託することが目的になり、委託により保育園に通う子どもたちや保護者の満足度をどのように高められるかという「そもそもの委託の目的」が置き去りにされている点です。
客観的に見ても区が委託の開始を予定している9月まで残り1ヶ月と2週間弱しか時間はありません。そして現状では事業者は決まっていません。たとえ事業者が今後決定しても、決定した事業者は今から働く保育士の採用をはじめ、現場研修などを行わなければなりません。その他にも保育園を運営するためには事業者が光が丘第8保育園の業務などを確実にこなせる技量を持つことが必要になります。そのことからも1ヶ月と2週間弱ですべての業務をマスターし円滑に進める体制を作ることは物理的にも時間的にも不可能といえます。
いずれにしても、練馬区がどのような保育を実現したいのかが置き去りになり、9月委託をすることが目的となってしまっているわけですが区が言う「区の責任」というのは、本来、練馬区民が安心して暮らせる環境を作ることであり、9月に委託を実施することが「区の責任」ではないはずです。
投稿者 takao
: この記事へのご意見 (3)
: トラックバック (1)
: 子育て・教育
:
この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/508
このリストは、次の記事を参照しています: 保育園の民間委託の行方:
» 練馬区の保育園の民間委託化に反対する from へっぶしんのニュースや日記
へっぶしんのニュースや日記です。
何でも「官から民へ」の流れを受け、私の住む東京都練馬区でも保育園の民間委託化の計画が着々と進んでいる。新自由主義の経済政... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年01月31日 15:34
ご意見欄
はじめまして。
練馬区立の保育園に2歳の子供を預けている母親です。
光が丘第8保育園の民間委託に関して練馬区長がなさろうとしていることは、あまりにもひどすぎます。選定委員会の出した結果を無視して強引に9月委託を強行しようとする理由は図りかねます。再公募して合格点に見合う業者を選択すればよいことと思われます。野崎さんのような良識ある議員の力で区長の横暴な行動をとめていただくしかありません。時間がありません。どうぞ子供たちひいては社会全体の利益のためにご尽力の程お願いいたします。
投稿者 勝田 : 2005年08月03日 21:13
勝田さん。ご意見ありがとうございます。こうして率直なご意見をいただけ大変勉強になります。お感じになっていることは、誰が見ても同じようにかんじることと思います。そして今光8で進められようとしているような民間委託の手法は全国的にも例がなく、練馬区が行っている強引な手法が認められればそれが悪しき前例となり全国で同じような事態がおきるかもしれません。
一体なんのために委託を行うのか。そのようなビジョンがあまりにも欠落した今の委託問題には今後も積極的に取り組んでいくつもりです。
今後も普段感じている身近なことでもお気軽にご意見いただければと思います。
投稿者 野崎たかお : 2005年08月05日 12:02
やはりP社に決まったとのこと。
何らかの見返りがあるとしか思えないような選考結果です。練馬区の保護者の中でも、先月のうちから「9月から私光8の園長になるの」といっていたといううわさのある園長予定者、そのものです。9月強行委託の理由は結局ある特定の人間の利益のためだけ、としか思えない結果です。
こんなことは何とかして阻止しなければいけません。
投稿者 勝田 : 2005年08月21日 16:29