「今日のひとこと」トップページ
前の記事:協働の可能性
次の記事:まだまだ勉強不足2
2005年05月12日
まだまだ勉強不足・・・
今日、都市整備土木委員会が行われ二つの陳情とこれまで先送りにされていた報告事項の審議が行われました。
さて、気になったのは報告事項の「不法看板撤去協力員制度」についてです。この制度は区道上の電柱等に掲出されている不法看板を希望する町会・自治会が区と共に不法看板の撤去を行い、年間16万枚あるとされる不法看板の一層を目指すものです。
実際に不法看板を撤去するのは各団体から推薦された10名程度が区長から「不法看板撤去協力員」として委嘱を受け行うものです。
しかし、この事業についての説明などを聞いても何かが引っかかっていたのですが、審議中にははっきりとその引っかかっていたことを言葉にできませんでした。
その後、引っかかっていたのは、不法看板撤去協力員が行う不法看板の撤去は公権力行使の一つであり、区長から委嘱を受けた不法看板撤去協力員がどのようにして撤去という公権力行使のプロセスを踏むのかがはっきりしないことだと分かりました。
なぜなら不法看板の撤去は行政代執行であり、不法看板撤去協力員が代執行手続きを抜きにいきなり撤去することは法律上不可能で、実際に撤去できる看板は、首長が義務違反を認定した看板のみとなります。(屋外広告物法の第7条及び第7条2項)そして配布された資料には、どこを見てもそのような制度の骨格は記載されておらず、協力員が中心となって不法看板の撤去を行っていくとしか読み取れないものとなっています。資料だけ見れば、とても義務違反を認定した不法看板を撤去するとは読み取れないもので、その点をどのように整理しているのかを確認しなければなりませんでした。しかし、質問のときには疑問がはっきりとしなかったため消化不良になってしまったことから、勉強不足を痛感したところです。
いずれにしても、住民と行政が対等なパートナーとして協働を行っていくためには「行政の役割」の明確化が必要であり、その点からも住民が安心して公共サービスを担っていくためには、その法的裏づけをはっきりさせることは欠かせないことです。
議員になって2年がたちますが、地方議会不要論が高まる中で、議員が本当に信頼される仕事を行うためには、普段から高い問題意識を持ち研究を行っていかねばならないと痛切に感じたところです。
投稿者 takao
: トラックバック (0)
: 議員活動
:
この記事のトラックバックURL:
http://www.nozakitakao.net/mt/mt-tb.cgi/468