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2005年05月11日
協働の可能性
「市民と行政との協働」がブームのように広がっていますが、実際に市民と行政とが対等な関係のパートナーとなるにはまだまだ、乗り越えなければならない課題が多くあります。
そんな中、40年も前から市民が中心となり学童クラブを築き上げてきた「NPO法人所沢市学童クラブの会」に協働についてのお話を伺ってきました。
NPO法人所沢市学童クラブの会は現在、所沢市の学童クラブを25ヶ所運営しており、実質的に所沢市の学童を担っているといえます。
お話をしてくれた福田理事は市民運営のNPOについて「基本的には学童であろうと何であろうと、子どもの成長を核にして大人が周りにいる組織であり、大人がどのように子どもを育てていくのかを一緒に考え、その中で皆の意見を集約し作業を進めていけることが強み」であり、それはビジョンを持つことが難しい行政ではできないことだと話してくれました。
しかし、運営面では、行政改革の流れの中で委託費の増額が望めない一方で学童クラブに対するニーズは増加し、支出面での負担が増えることから、今後はどのようにして財務基盤を強めていくかが課題のようで、そのためには実際に学童クラブに関係している人だけでなく地域を巻き込んでいくシステム作りを進めていかねばならないようです。
ですが、行政側にも一層の努力が必要でもあり、市民と対等のパートナーという真の協働を目指すのならば、単に経費削減を目的とした協働ではなく、協働を行い何を実現するのかというビジョンをしっかりと持ち、ビジョンの実現のために必要な資源は投入するという構えを持つことが必要なのは言うまでもありません。
いずれにしても、協働を進めていくためには市民と行政の「ビジョン」の一致が重要なキーワードのようです。
投稿者 takao
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