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2005年05月10日

大切なのは踏み出すこと

職探しも進学も職業訓練もしていないニート(若年無業者)が全国で約85万人に上り、早急なニート対策の必要性が高まっていますが、ひと口にニートといっても「不登校」「引きこもり」「家事手伝い」とニートになる背景は様々です。

そんな中、先日西東京市で不登校や引きこもりなどの状態にある方々と様々な人たちが自由に語り合う居場所を提供している「オンリーワンクルー」にて、お話をさせていただく機会がありました。

私が話した内容はともかく当日参加した25人の方々と話をしていると、皆、それぞれ個別の悩みを抱えながらも、とても明るく「オンリーワンクルー」という居場所を通じ人と人との繋がりを深めているのがとても強く印象に残りました。

彼らと話していて、皆、人との繋がりを強く求め、そして過去や経歴・肩書きなどではなく「自分」として触れ合うことを求めているようにも思いました。

いずれにしても、「不登校」や「引きこもり」というと「暗い」というイメージが先行しがちですが、それはあくまでも一部であり、全員がそういうわけではありません。その点からは社会が持つ偏見というものを変えていかねばなりません。

また、「オンリーワンクルー」を主催する鈴木剛さんは私と同年代で普段は別の仕事を行いながら手弁当でこの活動を行っています。その精力的な活動には脱帽するところですが、とてもよい刺激をもらうことができました。

しかし、鈴木さんの活動はあくまでも個人で行っているものであり、時間や費用など多くの負担を鈴木夫妻が負って成り立っているといえます。そして「オンリーワンクルー」の活動は確実に成果をあげています。その点から税金を投入して行っている政府や自治体の「不登校」や「引きこもり」対策とは違った方法で成果を出しているともいえます。NPOや市民との協働が進む今、各地で様々な素晴らしい活動が行われています。行政はできなくても市民ならできること、そのような活動に行政が積極的にバックアップするような形を作っていかねばならないと思うところです。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 若者と政治 : にほんブログ村 政治ブログへ

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