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2005年03月19日
見て見ぬふりは楽だけど
今日内閣府が発表した「少年非行等に関する世論調査」で不良行為をしている少年を見かけても「見て見ぬふり」をする人が半数以上に上る結果が報告されました。不良行為をしている少年への対応への問いでは「注意する」が11.5%で「見て見ぬふりをする」は54%、その他では「注意するほどの問題でないので放っておく」が11%となっています。
さて丁度昨日、スポーツ振興の仕事がしたくて公務員を目指している学生さんたちにスポーツ振興の職場で働いているある区の職員の方を招いて現場のお話をしてもらったのですが、スポーツ施設でトラブルが起きたときの対応の話の中で、禁煙場所でタバコを吸っていた学生を怒鳴って使用禁止にしたことや、アリーナをルール無視で利用し他の人に迷惑をかけている金髪やモヒカンの若者に対しても怯まず堂々とした態度で注意しているという内容がありました。
これは、当たり前のことのようですが、実際はとても難しいことです。内閣府の調査でもあるように見て見ぬふりをする大きな理由は「暴力を振るわれるおそれがあるから」で78・8%となっていることからも明らかです。
そして、お話をしてくれた職員の方は「誰かが注意しなければ、問題を起こした若者は一生何が悪いことかが理解できない人間になってしまう。職務であることは当然だが、その前に大人として当たり前のことをやらねばならないからね」と言っていましたが、一方で「怒るときは毅然とした態度でするのが大切だが、本音で言えば怖いという気持ちもある。逃げたら駄目」とも話してくれました。
この話を聞いていて、一体自分はできているのかと考えてみたところ、まだまだ出来ていないことも多くあります。しかし、「見て見ぬふり」が蔓延する社会ではコミュニティなど成立するわけがありません。そして、「見て見ぬふり」は必ず自分にも降りかかってきます。そのことからも自分も頑張らねばと強く思ったところです。
投稿者 takao
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