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2004年12月22日

子どもたちも疲れている

過重労働に賃下げ、そしてリストラ・・・または、育児や教育への不安などなど、今、社会全体が暮らしにくい時代になったといわれていますが、文部科学省が発表した問題行動の調査で、公立の小中高生の自殺者が5年ぶりに増加したことが明らかになりました。

自殺者の内訳は小学生5人、中学生34人、高校生98人で、原因は家庭事情が12.4%、精神障害が8.8%、進路問題や友人との不和が4.4%となっていますが、その他が63.5%と大半が動機不明となっています。専門家によると「最近は、生きることに意味を見出せずに死を選ぶ例もある」とのことから、将来に希望を見出せずにいる子どもたちが増えていることが指摘されています。

そして昨日、高校2年生の男子2人が「勉強に疲れた」という理由でマンションから飛び降り、亡くなるという悲しい事件も起きてしまいました。

1980年代~1990年代初頭にかけて過剰な「受験戦争」による子どもたちへの影響が懸念され、子どもたちが余裕を持って学べる環境を目指す「ゆとり教育」への転換が押しすすめられましたが、その結果、今の子どもたちに「ゆとり」が生まれているのかというと残念ながらそうではありません。しかし、ゆとり教育になったから自殺者が増えたのかというとそういうわけではなく、その原因ひとつは、テレビやインターネットといった情報技術が発達し、子どもたちが多くの社会情報を得られるようなったことから、将来への不安に打ちひしがれ、希望を見出せなくなるといったこともあげられます。

景気の悪化、社会不安など日本を取り巻く環境は依然厳しい状況にありますが、その影響は将来を担う子どもたちにも確実に及んでいるのだと実感させらます。

投稿者 takao : トラックバック (0) : 子育て・教育 : にほんブログ村 政治ブログへ

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